アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』1991年~1992年版。原作は三条陸さん、稲田浩司さんのコミックスです。集英社出版の週刊少年ジャンプ掲載漫画でアニメ化されました。
国民的ロールプレイング『ドラゴンクエスト』の堀井雄二さん監修、音楽はすぎやまこういちさん・・・ときたらドラクエファンにはたまりませんね。
アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』1991年~1992年版 評価とあらすじ、感想 (ネタバレあり)、みどころの解説を書いています。
もくじ
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』2020年秋、完全新作アニメ化
2020年秋、新作アニメ化!!
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は2020年秋に完全新作アニメ化されました。1991年に放送されたアニメは途中までだったから嬉しいです。
原作漫画のレビュー



『ダイの大冒険』1991年版アニメ 評価・あらすじ
1991年版アニメ『ダイの大冒険』
魔王ハドラー率いる悪の大軍団の侵略にあい、勇者に救われてから15年。デルムリン島でモンスターたちと平和に暮らしていた人間のダイだったが、ある日モンスターたちに異変が起きた。そんな時、勇者の家庭教師・アバンとその弟子・ポップが現れ、ダイは1週間で勇者になれる修業を受けることになるが・・・。
作品情報
- 原作 : 三条陸・稲田浩司 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 (集英社ジャンプコミックス刊)
- 音楽 : すぎやまこういち
- 放送期間 : 1991年~1992年
- 話数 : 全46話
- 評価 :
登場人物
- ダイ・・・主人公。アバンの勇者の超特訓を受ける
- ゴメちゃん・・・黄金の空飛ぶスライム。ダイの友だち
- ブラス・・・ダイを育てたモンスター
- アバン・・・かつての勇者。ダイの家庭教師
- ポップ・・・アバンの弟子。魔法使い
- マァム・・・アバンの弟子。ダイの仲間
- ハドラー・・・かつての魔王。今は大魔王バーンの元、魔軍司令ハドラーとして現れる
- 獣王クロコダイン・・・魔王軍の百獣魔団長
- 魔剣戦士ヒュンケル・・・アバンの弟子。魔王軍の不死騎団長
『ダイの大冒険』1991年版アニメのネタバレ感想・魅力を解説

©三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション
当時も人気アニメだった『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の魅力を解説 (ネタバレあり)。
- RPG『ドラゴンクエスト』の世界観
- ゆかいな仲間たち
- アバン流刀殺法
- 個性的な魔王軍
ドラクエの世界観・音楽が楽しめる!|魅力①
アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』1番の魅力は、人気RPG『ドラゴンクエスト』の世界観が味わえることです。
- ドラクエの音楽
- モンスターとのバトル
- ドラクエの職業設定
- ドラクエの呪文
アニメで流れる音楽はほぼドラクエ (Vまで?) で、ドラクエのモンスターが登場 (きめんどうし、ミイラ男、死霊の騎士、地獄の騎士、ガーゴイルなど)。

©三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション
そして世界を救うために旅立つ勇者 (ダイ)、魔法使い (ポップ) など設定や、嬉しいことに呪文もドラクエです。
ホイミ、ベホマ、メラ、メラミ、メラゾーマ、ヒャド、ヒャダルコ、ギラ、ライデイン、ルーラなど。
やはりドラクエの音楽と呪文がたまりません。また RPG『ドラゴンクエスト』をやりたくなってしまいます。
楽しくゆかいな仲間たち|魅力②
登場人物に魅力あり

©三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション
ダイを初め、育ての親・きめんどうし、黄金の空飛ぶスライム (?) ゴメちゃん、ポップやマァム・・・。
後半にいくに連れて、魔法使い・ポップの成長していく姿がまぶしかったです。最初は逃げてばかりでひ弱なキャラだったけど、中盤からはいなくては行けない存在感あるキャラになっていました。
初めの8話くらいまでしかちゃんと登場しないけどインパクト大。お茶目なキャラで強くて優しい人です。

©三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション

必殺技・アバン流刀殺法|魅力③
アバン先生と言えばアバン流刀殺法などの必殺技がすごい。彼の意志を継いでダイも覚えるのですが、必殺技が出るたびにアバン先生が頭をよぎります。
- 大地を切る、大地斬
- 海を切る、海波斬
- 空を切る、空裂斬
アバン流刀殺法の基本は、大地斬、海波斬、空裂斬の3つからなっています。その3つを極めると必殺技アバンストラッシュが完璧なカタチで使える。
呪文が苦手なダイは、魔王軍と戦うときにこれらの技を使います。怒りで額にドラゴンの紋章が現れたとき、そのパワーは絶大。
魔剣戦士ヒュンケルと戦ったときは、ライデイン × アバンストラッシュで、ライデインストラッシュなる技もでました。
強烈で個性的な魔王軍|魅力④
登場人物は仲間だけでなく、敵キャラも強烈で個性的です。大魔王バーンに仕えるかつての魔王ハドラー、六大軍団長たち。
再びアバンの前に現れた魔軍司令ハドラー。その戦いは凄まじく面白かったです。アバンの最期には泣けました。

©三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション
六大軍団長たち
獣王クロコダインや魔剣戦士ヒュンケル、氷炎将軍フレイザードとの戦いも白熱。
特にヒュンケルは、ダイやポップ、マァムと同じくアバンの使徒でもあるから切なくなりました。


アニメ『ダイの大冒険』1991年版は最終話46、竜騎将バラン戦まで|原作とアニメは違う!?
1991年~1992年にかけて放送されたアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は途中で終わってるんですよね。
最終は46話、竜騎将バラン戦まで。
でも原作とアニメでは最終話46・竜騎将バラン戦の内容が少し違っています。・・・ので、6巻から読むと良いかもしれません。
- 原作では・・・ダイの記憶が失われる (ダイ、戦えなくなる)
- アニメでは・・・ダイの記憶は失われない
竜騎将バラン戦の原作と違う部分は、ダイが記憶を失うか失わないかです。これが結構大きい。仲間と過ごした記憶を全て失ったダイは戦えなくなって6巻終了です。
竜騎将バラン戦では、ダイの額に現れる紋章についても明かされました。バランの額にも同じドラゴンの紋章が・・・。
バランは、ダイの父親だった。
片方は勇者として、もう片方は魔王軍・竜騎将として。同じドラゴンの騎士でも命運は分かれたままです。

『ダイの大冒険』1991年版アニメみどころ
- RPG『ドラゴンクエスト』の世界観
- ゆかいな仲間たち
- アバン流刀殺法
- 個性的な魔王軍
感動あり、笑いあり、白熱のバトルシーンあり。個性的なキャラも満載で楽しめます。
- RPG『ドラゴンクエスト』が好き
- 原作コミックスを読んでいる (読む)
RPG『ドラゴンクエスト』が好きな人にはオススメ。ドラクエの雰囲気を味わいながら、新しい冒険の旅に出られます。
『ダイの大冒険』1991年版アニメの続きは原作コミック何巻から?



