不動卿・動かざるオーゼン『メイドインアビス』アニメあらすじ・みどころ、ネタバレ感想|#6~8話

『メイドインアビス』に登場するキャラ、不動卿・動かざるオーゼン。
逆さ森の監視基地(シーカーキャンプ)にいる白笛で怪力の彼女は、#6「監視基地」、#7「不動卿」、#8「生存訓練」に登場します。

初めは不気味なキャラだったけど、けっこう良い人なんだ。
オーゼンにスポットを当てて、エピソード6~8の感想を書いています。ところどころ描かれているライザの回想もみどころです。

『メイドインアビス』#6~8話あらすじ&作品情報

監視基地(シーカーキャンプ)に到着したリコとレグを迎えたのは、不動卿・動かざるオーゼンだった。現役の白笛で、アビスで生まれたリコをライザとともに地上まで運んだオーゼン。お礼を言うリコに対して、オーゼンは不気味に笑うのだった・・・。
『メイドインアビス』#6~8話 ネタバレ感想
不動卿、動かざるオーゼン。実はけっこう好きなキャラだったりします。

© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会
エピソード8「生存訓練」で、リコとレグが旅立つときのオーゼンの言葉が印象的でした。
どしがたい。

レグがよく使う言葉だけど、オーゼンが言うとまた味がある。
ちなみに「どしがたい」とは、救い難い、どうしようもないという意味です。『メイドインアビス』ではよく出てくる言葉なんですよね。
不気味なオーゼンとマルルクの性別|#6「監視基地」シーカーキャンプ
エピソード6「監視基地」シーカーキャンプでリコはオーゼンから残酷なことを聞かされます。
ライザは死んでいる。君が母を追う旅はここで終わりだよ

ええー!?・・・ショック。初めて見るオーゼンは少し不気味だった。
声のトーンや喋り方も独特で冷たく、掴みどころがない印象です。続くエピソードを見ていくと実はめちゃめちゃ良い人なんだとわかるのだけど。
オーゼンはマルルクを拾って育てたのだから、やっぱり良い人?・・・と、半信半疑で見ていました。

マルルクちゃんが可愛い。
マルルクって男の子かな。メイド服着てるけど、自分のことを「ぼく」って言ってるし。

© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会
レグが疑問に思うのがわかる。リコは「マルルクちゃん」って呼んでるから、女の子だと思ってるようです。・・・可愛いいからどっちでも良いんですけどね。
ライザとオーゼン|#7「不動卿」オーゼンの回想
不動卿・動かざるオーゼンと殲滅のライザ。エピソード7「不動卿」では、ライザがオーゼンに弟子入りするシーンの回想がありました。
動かざるオーゼン。本物の白笛だ。なぁ、あんた、私の師匠にならないか

オーゼン、今も昔も変わってないんだ・・・。
めちゃめちゃ強いオーゼン。「不動卿」と呼ばれているのが納得できる1話です。
レグを試したシーンはハラハラしました。50年も白笛をやってるオーゼンは、いったい何歳?レグはレグでとても頑丈です。

オーゼンに出会わなかったらリコとレグはアビスの深層にたどり着けなかったかも。
過酷なアビスを生き抜くために2人を思ってのオーゼンの優しさでした。
背中を預けられる存在と別れ|#8「生存訓練」

© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会
オーゼンはライザとの約束通りリコを送り出す。融通がきかない人だけど、やっぱり良い人でした。
オーゼンとライザは師匠と弟子の関係です。回想を見ていると、お互いがしっかりとした信頼関係で結ばれていると感じました。
背中を預けられる存在。
それはリコとレグの関係にも当てはまりますね。オーゼンはリコとレグを見て、ライザとの日々を回想します。

ほっこりしたよ。
エピソード8「生存訓練」で、やっとライザの顔が見える。リコを愛し、アビスへの止まらない憧れを抱き、キラキラしていたのが印象的でした。
いろんな人がここから戻らない旅に行くのを送ってきました。ぼく、今日が1番悲しいです
感動したのはマルルクとの別れのシーンです。このシーンに、あの音楽。・・・ジーンとしないわけがありませんね。
『メイドインアビス』#6~8話 みどころ・ポイント

- 不動卿・動かざるオーゼン
- オーゼンとライザの回想シーン
- マルルクとの別れ
みどころは、やはりオーゼンその人です。第8話まで見ると彼女の印象がかわる。冷たいながらもリコとレグを案じているんですよね。

オーゼンとライザの回想シーンもみどころだよ。
リコの母・殲滅のライザです。今までその姿は出てこなくて噂ばかりだったから、一気に人物像がくっきりしました。
この3話を見るとオーゼンが好きになります。そして謎だったリコの生い立ちも明らかに・・・。味のある3話でした。


