『ブラッククローバー』アニメの魅力を解説&ネタバレ感想|魔法帝を目指すアスタとユノ
目指すは魔法帝!?
アニメ『ブラッククローバー』を見始めました。アスタの熱血ぶりが凄まじい。面白くて止められなくなります。
30話くらい見たけど、とにかく主人公が熱すぎる。
アスタを見ていると諦めないことがとても大切なことに思えてきました。魔法が使えないけど、彼は魔法帝になれるのかな。
『ブラッククローバー』あらすじ&作品情報
そこは、誰もが “魔法” を使える世界―。クローバー王国と呼ばれる国に、最強の魔道士・魔法帝(まほうてい)を目指す少年・アスタとユノがいた。同じ日に捨てられたアスタとユノは良きライバルとして成長する。ところがアスタは、いつまでたっても魔法を使うことができなかった。一方、ユノは すでに風の魔法を使いこなしていた。15歳になった2人は、魔導書(グリモワール)がもらえる授与式に赴くが・・・。
『ブラッククローバー』アニメの魅力&ネタバレ感想
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
舞台は誰もが魔法を使う世界。
それなのに主人公のアスタは魔法が使えません。・・・致命的。熱血漢で魔法が使えないのに魔法帝を目指す男です。
- 主人公・アスタが熱い
- 登場人物が良い
アスタを初め、幼なじみのユノ、「黒の暴牛」 の仲間たち・・・。キャラがみんな個性的すぎて笑ってしまいます。
中でもアスタの熱血ぶりが凄まじかった。
主人公・アスタが熱い!|魔法が使えないのに魔法帝を目指す男
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
アスタが熱い。ウザイときもあるけど、諦めないアスタに感動しちゃいました。
魔法が使えないから剣を振り回すだけの戦闘スタイル。それなのに魔法帝を目指すという・・・。他の仲間が魔法攻撃を繰り出すのに彼だけ異質でした。
アスタは魔法帝になれるの?
決して諦めないアスタだったら、ムリなことでも可能にしそう。
仲間に助けられながら数々の敵を倒し、魔法帝にはほど遠いけど魔法騎士団「黒の暴牛」に入団したり・・・。
不可能なことを力業で可能にする男。
アスタを見ていると胸が熱くなるんです。諦めない精神ってとても大切なものだと。諦めたらそこで終わってしまいますからね。
アスタのライバル・ユノ
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
アスタは教会に捨てられていました。幼なじみのユノとともに。
ユノがまたカッコイイんだ。風魔法をさらっと使いこなす。
15歳になったアスタとユノは魔導書・グリモワールの授与式に赴きます。やっと魔法が使えるかもしれないと、アスタの心は踊っていました。でも・・・、
あのー。グリモワールが来ないんすけど・・・
アスタ、可哀想。でもちょっと笑える。コミカルに描かれているから楽しいんです、このアニメ。
アスタを後目に、ユノは 初代魔法帝も授かったとい4つ葉のクローバーのグリモワールを授かります。
ユノ、さすがだ。
4つ葉のクローバーのグリモワールを狙ってユノが襲われたとき、アスタは助けに入りました。でもコテンパンにやられてしまう。
そいつは、アスタは俺のライバルだ!!
いつも冷めていたユノですが、彼もアスタをライバルと認めていたんですね。
そのとき、空からアスタのグリモワールが降ってくるのです。
ブラッククローバー (5つ葉) のグリモワール
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
アスタのグリモワール。それは見るからに普通の魔導書とは違っていました。
黒い炎に纏われてて不吉な予感がするんだけど・・・。しかもボロボロ。
アスタが授かったのは、5つ葉のクローバー (ブラッククローバー) の魔導書。
3つ葉のクローバーにはそれぞれ 「誠実」、「希望」、「愛」 が秘めれています。ユノが授かった4つ葉には プラスで 「幸運」 が宿る。そして5つ葉には 「悪魔」 が住む・・・。
グリモワールからアスタが出したのは1本の剣でした。アスタの戦闘スタイルが出来上がった瞬間です。
アスタの剣は魔法アンチ。敵の様々な魔法を剣で切り裂いたり、弾いたりするんだ。
この魔法世界で魔法が使えないアスタが授かった剣。いつでもありえない事をやってのけるのがアスタです。
- ブラッククローバーの魔導書
- アスタは魔法帝になれるのか
なぞは満載で、これからの展開が気になるところ。ちょーロングランのアニメなので歩みは遅いですが、1話1話丁寧に描かれていました。
魔法騎士団の入団試験と 「黒の暴牛団」 団長・ヤミ
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
魔法帝になるための第一歩として、魔法騎士団の入団試験を目指すことにしたアスタとユノ。
俺たちのどっちかが魔法帝になる。その伝説の始まりだな、ユノ!
マナ (魔力) がないのに自信満々なアスタ。ある意味すごい・・・。この自信はどこから?
魔法帝になるには、まず魔法騎士団に入団しなければなりません。
入団試験はコロシアムで行われ、様々な課題と、最後は一対一の戦いでした。審査員は魔法騎士団の団長たちです。
団長たちも また個性的すぎ・・・。このアニメは普通の人がいないのか。
天才的な魔法センスを見せたユノは、すべての団長から入団を希望されます。次期魔法帝の第一候補、ウィリアム・ヴァンジャンス率いる「金色の夜明け団」 に入ることになりました。
アスタはというと、魔法騎士団長、誰も手を挙げない・・・。
絶望しつつも諦めきれないアスタは頭を下げたままその場に留まります。そこに降りてきたのが、「黒の暴牛」 団長・ヤミでした。
アスタを重圧するヤミの魔力の半端なさが伝わってきます。それでも負けじと魔法帝になると言い続けるアスタ。
フっと笑ったヤミは、
おまえ、面白い!うちの団に来い
面白さで入団!? ・・・アスタ、最強すぎる。ヤミ団長、実は彼は大物なのでは?と思った瞬間でした。
『ブラッククローバー』ここが良い|好きなシーン
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
『ブラッククローバー』魅力は、周りのキャラの過去や生き方も細かに描かれているところです。
アスタだけじゃなく、キャラの個性も際立つ。キャラ、めちゃめちゃ多いんだよ。
アスタが入団した魔法騎士団 「黒の暴牛」 の団長・ヤミをはじめ、同期のノエルなど 「黒の暴牛」 だけでも10人以上。
それからユノが入団した魔法騎士団 「金色の夜明け」 を含め、様々な魔法騎士団とキャラが登場します。
キャラが多くても大丈夫。アニメを見ていけば自然と頭に入ってくるよ。
「黒の暴牛」 マグナ・スウィング|好きなシーン①
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
『ブラッククローバー』9、10話の 「イノシシ狩り」 ストーリーにジーンとしました。
アスタとノエル 「黒の暴牛」 の初任務。マグナとともに “ソッシ村” の村長・セイヒのところに向かいます。
ソッシ村の村長はマグナが尊敬する人。マグナにスポットが当たったストーリーだよ。
3人が訪れたソッシ村は濃い霧に包まれていました。アスタの剣で霧を裂きながら進むと、倒れている村長が・・・。そして村人を襲う敵と遭遇します。
氷魔法を使う強敵。氷の刃がアスタたちを襲う。
強すぎる敵に諦めかけていたマグナ。でもやられるも立ち上がり、絶対諦めないアスタを見て彼は思いなおします。
そいつをやるならまずは、先輩であるこの俺を殺ってからにしやがれ!!
アスタを庇うマグナ、ちょーカッコイイ。
マグナが放った特大の炎魔法を、後ろからアスタが剣を振り回して敵に当てて終了。
マグナとアスタの連携がみごとだった。
マグナが魔法騎士団に入ったときなどの過去の回想が描かれていて、マグナの人となりがよくわります。
ノエルの防御魔法もステキでした。村人を護るという使命感がノエルに新しい魔法を生み出したのですね。
「金色の夜明け」 ウィリアム・ヴァンジャンス|好きなシーン②
© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
『ブラッククローバー』12、13話で描かれている 「金色の夜明け団」 ユノの護衛ストーリーも好きです。
ユノの先輩、クラウス・リュネットが、実は良いやつだと気づいた1話。
入団試験で対戦した因縁の相手・サリムの護衛を依頼されたユノ。「金色の夜明け団」 先輩クラウス、同期のミモザとともに任務につくことに・・・。
サリムの提案で、ユノの故郷・ハージ村に立ち寄ることになるんだ。
神父さんとシスター・リリー、久しぶりでした。相変わらず神父さんが面白くて笑えます。
和気あいあいとする中、シスター・リリーが何者かに連れ去られてしまう・・・。ユノは、クラウスが止めるのも聞かずひとり救出に向かいます。
実はこれ、ユノを嵌めるためにサリムが仕組んだ罠だったんだよね。
次々と敵を退けるユノ。でも最後、ピンチのときに助けたのは先輩・クラウスでした。
初めからサリムを疑っていたのです。逆恨みしたサリムに向かって言い放った言葉がステキでした。
このユノは、我らが崇拝する金色の夜明け団、ウィリアム・ヴァンジャンス団長が認めたのだぞ。それだけの実力を持っているということだ
これまではプライドが高くユノを突き放していたクラウスですが、ユノを認めていたのですね。・・・良い奴じゃないか。
彼の魅力はこれからも発揮されます。面白くて良いキャラ。
『ブラッククローバー』みどころ・おすすめポイント
- 決して諦めないアスタの熱血漢ぶり
- それぞれのキャラの回想
- 笑えて楽しめる
『ブラッククローバー』アニメのみどころは、決して諦めないアスタの熱血漢ぶりです。面白いキャラ。
アスタを見ていると自分も頑張れそうな気になれる。
魔法が使えないのに魔法帝を目指してるあたり無謀なのだけど、それでも彼ならやってのけちゃいそうな気がしてます。
ちょいちょい笑えるシーンもあって楽しめました。アスタ以外のキャラも、過去の回想が描かれているから感情移入できるんですよね。