『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想・解説|#3 break ti[M]e
みんな、私はまだ戦ってるよ
アニメ『NieR:Automata(ニーアオートマタ)Ver1.1a』第3話「break ti[M]e」感想です。
ヨルハ部隊2Bと9S、レジスタンスキャンプ&砂漠地帯へ。
風景のアングル(ビジュアル)、良かったです。ゲームそのままアニメになってるから感動しました。
このアングル、ゲームと同じだ!アニメの雰囲気もすてき。
これはゲームプレイ済みの人はテンション上がりますね。ビジュアルだけでなく、ところどころにファンの心をくすぐる仕掛けがあったり・・・。
アニメ制作陣のニーア愛が半端ない!
『NieR:Automata Ver1.1a』あらすじ&作品情報
【ポッド042より報告】ヨルハ機体2Bと9Sは、機械生命体の襲撃を受けていたレジスタンス集団を救出。<リリィ>と名乗るレジスタンス部隊のリーダーより、彼らの居住地であるレジスタンスキャンプへの案内を受ける。キャンプ滞在中にレジスタンスメンバー<ジャッカス>より、機械生命体の特殊個体に関する情報を取得。本情報は、2B・9S両名に課されている調査任務と同内容であると判断。ジャッカスと共に砂漠地帯での探索を開始する。
『NieR:Automata Ver1.1a』#3「break ti[M]e」ネタバレ感想|2Bと9S、砂漠地帯へ
©SQUARE ENIX/人類会議
第3話「break ti[M]e」では、2Bと9Sがレジスタンスキャンプに到着→砂漠地帯の調査が描かれていました。
- ジャッカス登場
- 進化した機械生命体!?アダム&イヴ
- リリィの思い
ジャッカスのキャラ、良いですね。ヨルハや機械生命体のデータを欲しがるところは、アニメでも健在でした。
ジャッカスと9Sが面白くて、クスっと笑えた。
ジャッカス登場!アジを連想した件
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ジャッカスが個性あふれるキャラで面白かったです。
ゲームではそこまで気にしていなかったけど、アニメではけっこうインパクトあるキャラになっていました。
ジャッカスと聞くと、どうしても思い浮かべるのは魚の「アジ」なんですよね。私にとっては、ジャッカスとアジがセットになっています(笑)
ゲームをこれからプレイする方は、ぜひジャッカスから貰えるアジを食べてみてください。おすすめです。
おまけ劇場『にんぎょうげき にーあ おーとまた』で、そのうち紹介されるかな。(※第8話で紹介されました)
レジスタンスキャンプでのリリィとジャッカスの絡みも良かったです。ついつい、これがアネモネだったら、どんな絡みになるんだろうと想像しちゃいました。
アネモネ(ゲーム版レジスタンスキャンプのリーダー)は出てこないのかな?・・・この世界線では今のところ生死不明なんですよね。
アネモネも好きなんだ。
進化した機械生命体!?アダム&イヴ|砂漠地帯「マンモス団地」
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ジャッカスに続き、アダムとイヴも登場しました!
最後の方で機械生命体が進化(?)して登場した個体がアダムと弟のイヴ。彼らは機械生命体で、2Bや9Sの敵になる存在です。
このふたりも、ジャッカスに負けず劣らずインパクト大なキャラなんだ。
アニメ放送前、キャラ紹介ビジュアルでめちゃめちゃ美しく描かれていましたね。・・・敵なんだけど、なぜか憎めないキャラなんです。
アダムを慕い、「ニイチャン」と呼ぶ甘えたイヴの声。長テーブルで描かれるであろう、ふたりの描写も楽しみです。
アダムとイヴがあまりにも美しくて、アニメが始まる前から見とれてた。
リリィに思いを馳せる|私はまだ戦ってるよ
レジスタンスキャンプでのリリィを見て、胸がキュンとしたところがあります。ジュークボックスの前で佇む彼女が誰かに語りかけているシーンです。
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みんな、私はまだ戦ってるよ
この「みんな」というのは、『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』などで描かれたリリィの仲間たちのことだね。
ローズ隊長をはじめ、この世界線では登場しない(?)アネモネを含むレジスタンスのメンバーたちと、旧型ヨルハ部隊の4人。
リリィと当時の仲間たちは、少なくとも200年を孤立無援で戦い続けてきました。
機械生命体のサーバーを破壊する作戦でヨルハ部隊と行動をともにし、ほぼ壊滅状態に・・・。その作戦の生き残りがリリィです。
このストーリーは『ヨルハ 真珠湾降下作戦記録』(コミック)で読めるので、ぜひ。
「まだ戦ってる」と、かつての仲間たちに語りかける彼女。
小さくて戦闘モデルには見えなかったアンドロイド・リリィからは想像できなかった展開です。
きっと、彼女の中には様々な感情が渦巻いてるんだろうな。
ふと思ったのだけど、リリィが慕っていたヨルハ21号って、9Sのオペレーター21Oさんと素体は一緒なんですよね?
そうなると、もしもリリィがオペレーター21Oさんと話すことがあったら・・・と、想像が膨らみました。
『NieR:Automata Ver1.1a』ニーアファンをくすぐる仕掛け|レプリカント「仮面の街」
©SQUARE ENIX/人類会議
アニメ『ニーアオートマタ』には、ニーアファンの心をくすぐる仕掛けがけっこうあったりします。
第3話では、砂漠地帯で9Sが機械生命体にハッキングするシーンに目が釘づけ状態でした。
機械生命体の中に保存されていたデータとして、「仮面の街」の王が登場!
『ニーアオートマタ』の前作ゲーム『ニーアレプリカント』に登場する街とキャラなんです。これにはびっくりしました。
『レプリカント』の「仮面の街」をめぐるストーリーも切なくて、王がかっこよくて・・・。鬱だけど引き込まれるストーリーです。
ニーアのアニメ制作陣、ニーア愛が深すぎる。これは、ぜひともレプリカントもアニメ化を!
「仮面の街」以外にも、アニメ版にはニーアファンの心をくすぐる仕掛けがたくさんありました。例えば・・・、
- 2Bがポッドをなでてる(第3話)→ゲームでもなでれる
- Aimer(エメ)さんが歌うOP映像の舞台が新宿→「ニーア」シリーズ(レプリカント)の始まりは新宿
- 東京タワーに竜が刺さってるシーンが映ったモニター(第2話)→「ニーア」シリーズの世界観の元になる出来事
『ドラックオンドラグーン』シリーズ(ニーアの世界観の元となるゲーム)は未プレイなんだけど。
そんな私でもアニメの描写(仕掛け)は楽しめたよ。
『NieR:Automata Ver1.1a』使われていたBGM|#3「break ti[M]e」
©SQUARE ENIX/人類会議
第3話「break ti[M]e」でも、ゲームで使われているBGMが流れています。
- 遺サレタ場所/斜光
- 穏ヤカナ眠リ
- 偽リノ城塞
- 砂塵ノ記憶
- 幸セナ死
- 生マレ出ヅル意思
2Bと9Sが訪れた砂漠地帯「マンモス団地」で流れる「砂塵ノ記憶」、好きなんですよね。ジュニーク・ニコールさんの力強い歌声が世界観にマッチしてます。
「マンモス団地」の映像もゲームがそのままアニメになった感じで素敵でした。砂漠と化したかつての団地は儚く美しさを感じます。
廃墟都市やマンモス団地、これから行くことになる遊園地廃墟や水没都市など、ニーアは世界観も素敵なんだ。
『NieR:Automata Ver1.1a』#3「break ti[M]e」みどころ
- 個性あふれるキャラ、ジャッカス
- 機械生命体アダム&イヴ
『NieR:Automata Ver1.1a』第3話「break ti[M]e」みどころは、個性あふれるキャラ・ジャッカスと機械生命体アダム&イヴとのバトルシーンです。
アニメのバトルシーンは短く感じた(ゲームでは長くて楽しめる)けど、ゲームを思わせる映像でした。
ニーアのゲーム、最高に面白いから未プレイの方はぜひ!Switchでも発売されてるよ。