『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想・解説|#5「mave[R]ick」パスカル登場&エミールに号泣
パスカル登場!
アニメ『NieR:Automata(ニーアオートマタ)Ver1.1a』第5話「mave[R]ick」感想です。2Bと9Sは機械生命体の村へ・・・。
機械生命体だけど、敵対関係にないキャラ・パスカルが登場。
あっ、パスカルおじちゃんだ。こんにちはっ!
なんとなく挨拶をしたくなりました。パスカル村、のどかで良い雰囲気ですよね。
始まりと終わりにアダム&イヴも登場。ほんの一話の間に、彼らの成長した姿が見れます。
機械生命体のアダムとイヴ、下着姿→ちゃんとしたパンツスタイルに進化
成長、早くない?
『NieR:Automata Ver1.1a』#5「mave[R]ick」あらすじ
【ポッド042より報告】廃墟都市エリアにて、レジスタンスと機械生命体間の交易情報を確認。アンドロイドと機械生命体は敵対関係にあるが、交易対象としている機械生命体には、敵性反応及び戦闘の意思が確認されていない模様。リリィから機械生命体への素材輸送を依頼された2B・9S両名と共に、当該地域の調査を開始する。
『NieR:Automata Ver1.1a』#5「mave[R]ick」ネタバレ感想|ほっこり&胸キュンシーン
©SQUARE ENIX/人類会議
第5話では、ほっこり&切なさに胸がキュンとしたシーンがいくつかありました。
- 穏やかな機械生命体パスカル
- 「ナインズ」と呼べない2B
- 2Bと9SがTシャツを買う未来
メインストーリーはパスカルです。機械生命体だけどアンドロイドと交易があり、友好的な関係を築く。
これがアンドロイドと機械生命体の理想的な関係なのかもしれない。
パスカル村にいる機械生命体は戦う意識がない集団です。目が黄色で穏やかで、でも些細なことでケンカをしたり、引きこもったり・・・。
姿かたちは機械生命体だけど、パスカル村の子どもたちをみていると人間のように感じました。
穏やかな機械生命体パスカル
©SQUARE ENIX/人類会議
パスカル村は心が和んだけど、これから辿るであろうパスカルの運命を思うと切なさに胸がキュンとします。
戦いのなかで初めて恐怖を感じたパスカル。もしかしたら、怖いという感情が彼に平和主義をもたらしたのかもしれませんね。
でも悲しいことに、犠牲になるのはいつも彼らのような者たちなんです。
- 第2話で描かれた戦うことをやめた機械生命体たち
- パスカル村のような平和主義の集団
原作の内容がどこまで描かれるのかわからないけど、パスカルがたどる運命が悲しいものなんだ。記憶をリセットしたいと願うほどに。
ここではパスカルがどんな運命をたどるのか、書かないでおきますね。
パスカルは様々なことを学び、教える穏やかな村長的な存在です。言葉を自由自在に話し、しかもそれには感情がともなっている。
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対話する事でしか、相互理解は得られない。私はそう思っています
パスカルの言葉に、相手を理解したいという切実な思いを感じたよ。コミュニケーションって大事。
この世界線ではパスカルの幸せを願っています。
9Sの愛称「ナインズ」と呼べない2B
©SQUARE ENIX/人類会議
ところで2B、僕のことをよく知る親しい人は、僕のことをナインズって呼ぶんですけど、そろそろどうですか?
実はこのセリフ、ゲームを周回プレイしてストーリーを知っていれば胸がつまるシーンなんですよね。
ゲームでは遊園地廃墟で言うのだけど、ここで描かれてた。
2Bは、9Sのことを「ナインズ」と呼べないんです。・・・いえ、正確には呼んでいたときもあったのだけど。
理由は、9Sに情が移ってしまうからに他ありません。
これは2Bのある任務に関することで、9Sに情が移ってしまうと遂行するのに支障がでるからです。
短編小説『NieR:Automata(ニーアオートマタ)短イ話』の中の一話、「記憶ノ棘」に2Bが9Sのことを「ナインズ」と呼んでいたストーリーが描かれていました。
ほっこりしつつも、やっぱり切ないんだなぁ・・・。
アニメでの9Sは、機械生命体に対して過激な行動が目立ちますね。ゲーム(A,Bエンドまで)はそんなんじゃないのだけど。感情の揺れ幅が大きくて、彼の行く末が心配になりました。
【ハッピーエンド】2Bと9SがTシャツを買う未来
©SQUARE ENIX/人類会議
2Bの言葉に、思わずハッピーエンドを連想しました。
平和になったら、Tシャツ、一緒に買いにくるから
2Bと9Sが仲良くTシャツを買う未来を見てみたい。このままハッピーエンドでも良いよ・・・と、思った。
エミールのハッキングに思わず号泣!『ニーアレプリカント』カイネが美しい
パスカル村の御神体として登場したヨコオ・・・いえ、エミールにほっこりしたのもつかの間。
エミールのハッキングシーン、『ニーアレプリカント』の回想に号泣です。
なんとなく9Sがハッキングする時点で予感はあったけど、BGM「エミール/犠牲」はヤバイ。・・・これは泣くわ。
少年ニーアや妹ヨナ、カイネや白の書、デボル&ポポルも描かれていました。『ニーアレプリカント』主要キャラが勢ぞろいです。
カイネが美しくて・・・、魔王の城や図書館の描写も良かった。
エミールは、前作ゲーム『ニーアレプリカント』から登場する愛されキャラ。彼の過去がまた壮絶なんですよね。
エミールは魔法実験によって兵器にされた少年。『ニーアレプリカント』の後に増殖をくり返し、そのうちのひとりが『ニーアオートマタ』にでてくるエミールです。
厳密にいうと『レプリカント』と『オートマタ』のエミールは違う個体なんだ。
ちなみに『オートマタ』に登場する双子アンドロイド・デボルとポポルも、『レプリカント』とは別個体です。
今回も素敵なハッキングシーン(アニメオリジナル)でした。アニメは原作と違い、パスカル村の御神体・エミールとして登場です。
『NieR:Automata Ver1.1a』#5「mave[R]ick」みどころ&流れていたBGM
- パスカルと村の機械生命体たち
- エミールのハッキングシーン
『NieR:Automata Ver1.1a』#5「mave[R]ick」みどころは、感情を持った機械生命体パスカルと長閑な村の描写です。機械生命体にもパスカルのような友好的な存在がいるんですよね。
ゲーム勢は、エミールのハッキングシーンだよね。見た人みんな泣いたんじゃないかな。
- 遺サレタ場所/斜光
- パスカル
- 幸セナ死
- エミール/犠牲(レプリカント)
- 曖昧ナ希望/氷雨
- 穏ヤカナ眠リ(オルゴール)
ハッキングシーンで流れた『レプリカント』のBGM「エミール/犠牲」で涙が止まらなくなりました。
『ニーアレプリカント』もストーリーが良くて(鬱展開)面白いよ。