『キノの旅 -the Beautiful World-』アニメの魅力を解説・ネタバレ感想
シュールで癒される旅アニメ
『キノの旅 -the Beautiful World-』は時雨沢恵一さんの旅アニメです。主人公のキノとエルメスが旅を続けながら様々な国をまわる。
小説も読んだことあるけど、アニメも良かった。
中性的なキノ。冷めている彼女がまた良いキャラで面白いんです。訪れる国も独特で、1話1話深みがありました。
『キノの旅』あらすじ&作品情報
キノと相棒のモトラド・エルメスは、旅を続けながら様々な国をめぐる。1つの国に滞在するのは3日間だけ。シュールで、ほのぼのと癒される旅アニメ。
『キノの旅』アニメの魅力とネタバレ感想
©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA
アスキー・メディアワークス/キノの旅の会
『キノの旅 -the Beautiful World-』アニメの魅力を3つあげてみました。
- キノとエルメスが訪れるシュールな国
- ほっこりする登場人物の会話
- 旅の楽しさが伝わってくる
旅アニメならではの旅の楽しさが伝わってきます。訪れるところはヘンテコな国ばかりで、住みたいとは思わないのだけれど。
キノの言う通り、3日間くらいの滞在がちょうど良いのかな。
本当にいろんな国があって面白い。相棒の喋るモトラド・エルメスの存在も大きいです。2人の会話に癒されました。
旅アニメ|いくつものシュールな国
©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA
アスキー・メディアワークス/キノの旅の会
『キノの旅』1番の面白さはいくつもの国をめぐること。様々な国を訪れるキノとエルメスを見ていると、旅の楽しさを味わえます。
でもキノたちが訪れる国にはあまり行きたくないと思ってしまう・・・。
なぜって、シュールな国ばかりだからです。移動する「迷惑な国」などはちょっとヘンテコ。
インパクトがあったのは「人を殺すことができる国」と「大人の国」でした。
「人を殺すことができる国」は物騒な国だと思っていたら住みやすい平和なところだったり、キノの過去が描かれている「大人の国」には住みたくないと思ったり・・・。
癒しアニメに見えて意外とシュール。
個性的な国ばかりでした。タイトルを見て、次はどんな国なんだろうと想像が膨らみます。
キノ&エルメスの会話・登場人物にほっこり
©2017 時雨沢恵一/KADOKAWA
アスキー・メディアワークス/キノの旅の会
ストーリーはシュールだけど、登場人物には癒されました。キノ、エルメス、シズ、陸、ティー・・・。
キノと喋るモトラド・エルメスの会話がほのぼのしていて良いんですよね。
中性的なキノは女の子。モトラドと一緒に いくつもの国を回ります。「コロシアム」でシズと喋る犬・陸と出会い、「船の国」で再びシズと撃ち合う。
陸くんも賢くて可愛いんだ。
シズの相棒です。喋るモトラドとか、喋る犬とか。『キノの旅』では面白いキャラが登場します。
エルメスがいるからキノは不自由なく旅することができる。キノがいるからエルメスは走ることができる。
自分にないものを補っている2人の旅は楽しそう。
キノが旅を続ける理由は?
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アスキー・メディアワークス/キノの旅の会
キノが旅を続ける理由が気になりました。もちろん、旅が好きというのが大きいけど・・・。それだけじゃないような気がします。
11話「大人の国」で旅人・キノに出会い、彼の影響を受けたのかな。
彼女にとってはショッキングな出来事だったかもしれません。でも旅人に出会ったおかげで自由に生きる道を選びました。
自由って良いよね。
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アスキー・メディアワークス/キノの旅の会
ひとつの国に滞在するのは3日間だけ。3日あれば、その国がどんな国かわかるから。
これは「大人の国」で出会った旅人の受け売りです。彼の思いをそのまま継ぐかたちで旅をしているキノ。
彼女の中では彼の存在が大きいのですね。彼の分まで旅を続けてほしいです。
『キノの旅』みどころ・おすすめポイント
- キノとエルメスの会話
- いくつものシュールな国
『キノの旅 -the Beautiful World-』みどころは、旅で訪れるヘンテコな国。そしてキノとエルメスの会話にあります。
印象的な国がいくつかあったよ。
シュールなんですよね。でもその国独特の雰囲気などをキノと一緒に楽しめます。そして、キノとエルメスの会話に癒される。そのギャップも良いです。