ほのぼの

『ペンギン・ハイウェイ』ネタバレ感想・アニメの魅力を解説|アオヤマ君の恋と成長

誰にでも、忘れられない夏がある。

映画『ペンギン・ハイウェイ』。森見登美彦さん原作小説がアニメ化された作品です。ファンタジーで ほのぼのしました。

ほのか。
ほのか。
主人公のアオヤマ君が 生と死を通じて成長していく物語。

ペンギンに癒されますが、ラストは切なくて泣けました。

この記事では

アニメ『ペンギン・ハイウェイ』評価・あらすじと魅力、ネタバレ感想、みどころの解説を書いています。

『ペンギン・ハイウェイ』評価・あらすじ

アニメ『ペンギン・ハイウェイ』

ペンギン・ハイウェイ
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
ストーリー
作画
キャラ
かんどう
おすすめ

あらすじ

小学4年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、ノートに記録している男の子。彼にとって何より興味深いのは、通っている歯科医院のお姉さん。夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現した・・・。少し不思議で、一生忘れないあの夏が始まる。

作品情報

  • 著者 : 森見登美彦さんの小説
  • 監督 : 石田祐康
  • 放送期間 : 2018年
  • 時間 : 117分

登場人物

  • アオヤマ君・・・主人公。小学4年生の男子
  • お姉さん・・・アオヤマ君が通う歯科医院のお姉さん
  • ウチダ君・・・アオヤマ君のクラスメイトで探検仲間
  • ハマモトさん・・・アオヤマ君のクラスメイト
  • スズキ君・・・アオヤマ君のクラスメイトでガキ大将
  • コバヤシ君・ナガサキ君・・・アオヤマ君のクラスメイト。スズキ君の配下

『ペンギン・ハイウェイ』魅力を解説

アオヤマ君
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

森見登美彦さん原作『ペンギン・ハイウェイ』。監督・石田祐康さんとのタッグ、アニメ映画です。

日常に紛れ込んだ不思議を描いたファンタジー。絵柄が可愛くて ほのぼのしますね。

ほのか。
ほのか。
リアルとファンタジーが混ざった世界観が楽しめるよ。

いつもと変わらない日常の中に、突然でてきたペンギン。・・・可愛いけど、なぜ?

ここが魅力
  • 突然あらわれたペンギン
  • アオヤマ君の淡い恋心
  • お姉さんの秘密

不思議で楽しくて、ちょっぴり切ない。『ペンギン・ハイウェイ』アニメの魅力を詳しくみていきます。

突然あらわれたペンギン|魅力①

ペンギン
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

『ペンギン・ハイウェイ』アニメの魅力は、リアルとファンタジーが混ざった世界観。

森見さんの小説を数冊 読んだことがあります。『夜行』や『熱帯』もそうですが、現実と異世界が混ざりあったような不思議な心地が味わえる。

ほのか。
ほのか。
現実とファンタジーの境界線がないんだよね。気づいたら不思議な現象が起きているんだ。

『ペンギン・ハイウェイ』を見ながら、これこれ、この感覚!・・・と、なぜか嬉しくなりました。

突然ペンギンが街中に現れるんです。ありえないことだけど、そこは 森見ワールドの許容範囲。アニメでも彼の世界観が上手く表現されていました。

  • なぜペンギンは現れたのか
  • そもそも彼らは本物のペンギンなのか
  • どこから来たのか
ぱんだ。
ぱんだ。
こういう謎って魅力にあふれてるよね。

物語が進むにつれて、さらにファンタジー感が増してワクワクが止まらなくなりました。

不思議な球体〈海〉、お姉さんとペンギンの関係、世界の果て・・・。この不思議な現象は、最後にアオヤマ君の研究で一本の線に繋がっていきます。

アオヤマ君の淡い恋心|魅力②

アオヤマ君とお姉さん
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

主人公は小学4年生の男の子、アオヤマ君です。彼がちょっと生意気で可愛い。

アオヤマ君は物事をしっかり観察・考察して、実験する。幼いながら一端の研究者のような子でした。

ぱんだ。
ぱんだ。
東野圭吾さんの小説・湯川先生 (ガリレオ) みたい。福山雅治さんがドラマで演じていたね。

アオヤマ君は、自分が通っている歯科医院のお姉さんに恋をする。

なぜお姉さんの顔を見ていると、嬉しい感じがするのだろう。なぜ僕が嬉しく思う顔が遺伝子によって完璧につくられて、今ここにあるのだろう

ほのか。
ほのか。
大人びた小学生だけど、まっすぐ。

お姉さんと過ごすシーンを見ていると、自然と顔がほころぶんです。『ペンギン・ハイウェイ』は、アオヤマ君とお姉さんの関係も魅力。

そしてラストは、アオヤマ君の恋心に切なさを感じずにはいられません。

お姉さんの秘密|魅力③

お姉さん
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

アオヤマ君が恋をしたお姉さんもまた不思議な存在でした。お姉さんがコーラの缶を空に向かって投げると、コーラの缶がペンギンに・・・。

私というのも謎でしょ。この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか

ぱんだ。
ぱんだ。
ペンギンとお姉さんは何か密接な関係がありそう。

お姉さんは どうしてペンギンをだせるのか。・・・ラストに解明しますが、全てに答えを求めるのは無粋です。

ほのか。
ほのか。
森見さん原作のアニメだから、不思議は不思議のまま残しておくのが良い気がする。

森見さんの小説はそういうの、多いんです。全てクリアにしないのが楽しむ秘訣。

『ペンギン・ハイウェイ』ネタバレ感想

ここからは アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』の感想を中心に書いています。内容にふれますのでご注意ください。

ほのか。
ほのか。
アニメには、ワクワクする楽しさがたくさん描かれていたよ。

クラスメイトで探検仲間のウチダ君と、ハマモトさんとの謎の球体〈海〉の研究、果てがない川の謎・・・。

特に好きなシーンは、お姉さんがペンギンを出すところです。

コーラの缶からペンギン

自動販売機に括り付けられたアオヤマ君をお姉さんが助け、空に向かって放ったコーラの缶がペンギンに・・・。

ほのか。
ほのか。
か、かわいい!ペンギン。テンション上がる⤴⤴

謎に満ちたシーンですが、お姉さんがあっけらかんとしていて、ペンギンを出すのが日常のようにも感じてしまう。

このアニメ、ペンギン好きにはヤバイかも。

アオヤマ君の断食

アオヤマ君
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

『ペンギン・ハイウェイ』は 前半ほのぼのと癒されますが、後半は泣いてしまうところもあります。

アオヤマ君が断食を決意するシーン。

今日から3日間、僕はごはんを食べない

ここ2、3日何も食べてないと辛そうに話すお姉さんを見たアオヤマ君は、自分で検証しようとします。

お姉さんはどうして3日間 断食しても 平気でいられたのか。

彼はお姉さんがペンギンを出せることを知っていました。そしてそれが、たぶん人間には出来ないであろうことも。

ほのか。
ほのか。
アオヤマ君の気持ちを想像したら、涙が止まらなくなった。

彼はお姉さんのことが好きだったから。ペンギンを出せたとしても、お姉さんが人間だと信じたかったんじゃないかな。

それなのに、お姉さんは 3日間の断食。

もし彼が断食できなければ、それが出来てしまうお姉さんの存在は なんなんだと言うことになるから・・・。

切ないラストに号泣

アオヤマ君とお姉さん
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

お姉さんが消えてしまうラストは切なかったです。そしてアオヤマ君の信念に切なさを感じました。

世界の果てに通じる道は、ペンギン・ハイウェイである。その道をたどっていけば、もう一度お姉さんに会うことができると僕は信じるものだ

ちなみに、「ペンギン・ハイウェイ」 とは・・・ペンギンたちが海から陸にあがるときに、決まってたどるルート。

本当は、アオヤマ君は悟っているんです。お姉さんとはもう会えないことを。でも認めたくない・・・。

ほのか。
ほのか。
不思議なことが平気でおこる森見ワールドだから、いつか お姉さんと再会できるかも。

世界の果て|袋の外側と内側

アオヤマ君のお父さん
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

『ペンギン・ハイウェイ』を見ていて、アオヤマ君のお父さんの言葉が気になりました。

世界の果ては折りたたまれていて、内側に潜り込んでいる

ここで言う 「世界の果て」 は、ペンギンの異世界。お姉さんがいる場所でもあります。ペンギン・ハイウェイの先ですね。

「世界の果て」 というと、決して手の届かない宇宙のずっと向こうと想像してしまいますが、アオヤマ君のお父さんは 内側に潜り込んでいると言います。

ぱんだ。
ぱんだ。
小さな巾着袋で説明してるのが面白いね。

袋の外側が今いる世界で、内側が世界の果て。袋は地球を例えているように見えました。

そしてそれをひっくり返すと、内側が外になり、外側が内になる。世界が逆転するわけです。

ほのか。
ほのか。
お父さんの仮説、好き。

ペンギン世界が この世界の内側にあるとすれば、宇宙の果てにあるより届きそうな気がするから。

小説『クラインの壺』を連想しました。

似たもので 「メビウスの輪」 というのもあります。内側だと思っていたら外側で、外側だと思っていたら内側で・・・。

現実と仮想世界の境目があやふやなところ、まるで森見ワールドですね。

『ペンギン・ハイウェイ』みどころ・おすすめポイント

ペンギン・ハイウェイ
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
みどころ・ポイント
  • ペンギンとファンタジー世界観
  • アオヤマ君の恋
  • お姉さんの秘密

アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』みどころは、ペ・ン・ギ・ン。可愛くて癒されます。

ほのか。
ほのか。
アオヤマ君とお姉さんのやりとりも、ほのぼのするよ。
こんな人におすすめ
  • ファンタジー好き
  • ペンギン好き

ペンギン好きは絶対見た方が良いアニメ。思いっきり癒されてください。

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