「赤鼻のトナカイ」 ソードアート・オンライン#3 号泣アニメみどころ&ネタバレ感想|サチの歌に涙がとまらない
私、死ぬの怖い
ソードアート・オンライン#3「赤鼻のトナカイ」は、SAOの中でダントツ好きな1話です。
タイトルの意味がわかったとき号泣。
この1話、泣けるんだ。
SAOファンの人は好きな人が多いはず(・・・と、勝手に思っています)。
「赤鼻のトナカイ」SAO#3 あらすじ&作品情報
モンスターに襲われていたギルド・月夜の黒猫団を救ったキリトは、自分がビーターであることを伏せたままギルドに入ることに。キリトのおかげで黒猫団は急成長し、最前線で戦う攻略組に追いつこうとする。ある晩、仲間のサチが姿を消した。彼女を見つけたキリトにサチは死ぬのが怖いと告げるのだった。
「赤鼻のトナカイ」SAO#3 ネタバレ感想
©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
なぜエピソード3が「赤鼻のトナカイ」というタイトルなのか。
ラストまで見ると、こういうことだったんだと納得しました。このお話にこのタイトルがピッタリです。
黒の剣士・ビーターのキリトは後にアスナと組むまでソロプレイヤーを貫いていました。
その理由もこのエピソード「赤鼻のトナカイ」に関係しているんだね。
ギルド・月夜の黒猫団
©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
キリトが入った小さなギルド・月夜の黒猫団。
その頃の彼はレベルも上がり、ビーターとして名を轟かせていました。でも自分がビーターであることが知れたら邪険に扱われるかもと、仲間には隠していたんですよね。
結果、そのことが後にキリトを苦しめることになります。
泣ける話だけど、心温まるエピソードでもあるんだ。
©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
「赤鼻のトナカイ」での重要キャラ・サチは、死ぬことを人一倍恐れていました。
私、死ぬの怖い
震える彼女に「君は死なないよ」と諭すキリト。なんの根拠もない言葉だけど、サチにとっては何よりの救いになっていました。
でも、彼女とギルドの仲間は27層の迷宮区でトラップに引っかかり敵にやられてしまうのです。キリトの目の前で・・・。
キリトの苦悩とクラインの友情
©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
キリトは、みんなが死んだのは自分のせいだと自分を責めるんです。もしもビーターと明かしていればトラップの部屋に入る前に止められたと・・・。
サチを守ることができなかった。
彼は後悔と罪悪感でいっぱいだったのでしょうね。それを思うと胸が痛みます。
キリトはこのことがトラウマとなって、ずっとソロプレイヤーでいたんだ。
クリスマス・イブの一夜限り出現するイベントボス・ニコラスにソロで挑む。狙いは「蘇生アイテム」です。サチの最後の言葉を聞きたいがために。
でもニコラスを倒してドロップした蘇生アイテムを手にした彼は絶望します。
蘇生アイテムが使えるのは、死んでから10秒以内だったから。
サチの蘇生を願って決死の思いでソロで挑んだのに・・・。気が抜けて生気がないキリトを見て、クラインが言った言葉にジーンとしました。
©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
お前は生きろよ。最後まで生きろよ。生きてくれぇ!
クラインの優しさと友情を感じます。クライン、良い奴ですね。
タイトル「赤鼻のトナカイ」の意味とサチの言葉
タイトル「赤鼻のトナカイ」は、サチが歌うクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」からきています。
絶望しきっていたキリトの前に届いたサチからのクリスマスプレゼント。それはサチのメッセージが録音されたクリスタルでした。
ここでもう涙が止まらなくなります。キリトを思う彼女の優しさが詰まっていました。そして最後に「赤鼻のトナカイ」です。
©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
キリトの涙がポタポタ落ちているのをみたらもう止められません、号泣。続けてサチの最後の言葉にも号泣。
ありがとう。さよなら
迷宮区でサチがキリトに言った最後の言葉がまさにコレでした。
このシーンが3話の1番のみどころ&泣きどころ。
サチの言葉に彼は救われたと思いたいけど、心に深い傷が残ったのは言うまでもありません。
キリトの自分を盾にしてでも相手を守ろうとする気持ちは、サチの一件が尾をひいているのですね。
「赤鼻のトナカイ」SAO#3 みどころ・泣けるポイント
- サチの最後のことば
- クラインの友情
- タイトル「赤鼻のトナカイ」の意味
24分間の中で泣けるポイントは3つあります。サチの最後の言葉と、クラインの友情、最も泣けるのはタイトルの意味がわかった時です。
見る度に深みが増すんですよね。初めて見たときは話についていけなくて意味不明だったけど、話の繋がりが理解できると号泣でした。
このエピソードがあったから、キリトが相手を守ることに一生懸命になって強くなったのかな。
キリトの後悔と罪悪感が伝わってくる反面、サチの彼を思う優しさにふれて温かな気持ちにもなりました。
先に小説を読んでおくと話の繋がりがわかりやすいかもしれません。小説は文庫本1巻と2巻がアインクラッド編です。