私、死ぬの怖い
ソードアート・オンライン、#3 「赤鼻のトナカイ」。SAO (ソードアート・オンライン) の中でダントツ好きな1話をピックアップしました。
タイトルの意味がわかったとき号泣です。SAOファンの人は好きな人が多いはず (と勝手に思っている)。
アニメ『ソードアート・オンライン』#3 「赤鼻のトナカイ」 評価とあらすじ、見どころの解説、感想 (ネタバレあり) を書いています。
もくじ
「赤鼻のトナカイ」 SAO#3 評価・あらすじ
アニメ『ソードアート・オンライン』

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
ストーリー | |
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作画 | |
キャラ | |
かんどう | |
おすすめ |
あらすじ
モンスターに襲われていたギルド・月夜の黒猫団を救ったキリトは、自分がビーターであることを伏せたままギルドに入ることに。キリトのおかげで黒猫団は急成長し、最前線で戦う攻略組に追いつこうとする。ある晩、仲間のサチが姿を消した。彼女を見つけたキリトにサチは死ぬのが怖いと告げるのだった。
作品情報
- 著者 : 川原礫
- 放送期間 : 2012年
- 時間 : 24分
登場人物
- キリト (桐ヶ谷和人)・・・主人公、黒の剣士
- アスナ (結城明日菜)・・・血盟騎士団の副団長
- ユイ・・・22層の森に現れた謎の少女
- クライン・・・ギルド 「風林火山」 の団員
- サチ・・・月夜の黒猫団メンバー
「赤鼻のトナカイ」 SAO#3 ネタバレ感想

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
クリスマスシーズンになるとこのエピソードを思い出します。なぜエピソード3が 「赤鼻のトナカイ」 というタイトルなのか。
ラストまで見ると、こういうことだったんだと納得しました。このお話にこのタイトルがピッタリです。
黒の剣士・ビーターのキリトは、後にアスナと組むまでソロプレイヤーを貫いていました。
ギルド・月夜の黒猫団

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
キリトが入った小さなギルド・月夜の黒猫団。
その頃の彼はレベルも上がり、ビーターとして名を轟かせていました。でも自分がビーターであることが知れたら邪険に扱われるかもと、仲間には隠していた。
結果、そのことが後にキリトを苦しめることになります。
「赤鼻のトナカイ」 での重要キャラ・サチ。

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
私、死ぬの怖い
震える彼女に、キリトは 「君は死なないよ」 と諭す。なんの根拠もない言葉ですが、サチにとっては何よりの救いになっていたようです。
でも彼女とギルドの仲間は、27層の迷宮区でトラップに引っかかり敵にやられてしまいます。キリトの目の前で・・・。
キリトの苦悩とクラインの友情

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
自分のせいだと、キリトは自分を責めます。もしもビーターと明かしていれば、トラップの部屋に入る前に止められたと。
サチを守ることができなかった。
彼は後悔と罪悪感でいっぱいだったのでしょうね。それを思うと胸が痛みます。
クリスマス・イブの一夜限り、出現するイベントボス・ニコラスにソロで挑むキリト。狙いは 「蘇生アイテム」 です。サチの最後の言葉を聞きたいがために。
でもニコラスを倒して、ドロップした蘇生アイテムを手にした彼は絶望します。
蘇生アイテムが使えるのは、死んでから10秒以内だったから。
サチの蘇生を願って、決死の思いでソロで挑んだのに・・・。気が抜けて生気がないキリトを見て、クラインが言った言葉にジーンとしました。

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
お前は生きろよ。最後まで生きろよ。生きてくれぇ!
クラインの優しさと友情を感じます。クライン、お前は良い奴だ。
タイトル 「赤鼻のトナカイ」 の意味とサチの言葉
タイトル 「赤鼻のトナカイ」 は サチが歌うクリスマスソング 「赤鼻のトナカイ」 からきています。
絶望しきっていたキリトの前に届いたサチからのクリスマスプレゼント。それはサチのメッセージが録音されたクリスタルでした。
サチー!!(号泣)
ここでもう涙が止まらなくなります。キリトを思う彼女の優しさが詰まっていました。そして最後に 「赤鼻のトナカイ」 です。

©川原 礫/
アスキー・メディアワークス/SAO Project
キリトの涙がポタポタ落ちているのをみたら、もう止められません、号泣。続けてサチの最後の言葉にも号泣。
ありがとう。さよなら
迷宮区でサチがキリトに言った最後の言葉がまさにコレでした。
サチの言葉に彼は救われたと思いたいけど、心に深い傷が残ったのは言うまでもありません。
キリトの自分を盾にしてでも相手を守ろうとする気持ちは、サチの一件が尾をひいているのですね。
「赤鼻のトナカイ」 SAO#3 みどころ・泣けるポイント
- サチの最後のことば
- クラインの友情
- タイトル 「赤鼻のトナカイ」 の意味
24分間の中で泣けるポイントは 3つあります。サチの最後の言葉と、クラインの友情、そして最も泣けるのはラスト、タイトルの意味がわかった時です。
見る度に深みが増すんです。初めて見たときは 話についていけなくて意味不明・・・と思いました (キリト、いきなり強くなってたし)。でも話の繋がりが理解できると号泣です。
- SAOで泣けるエピソードが見たい
- VRゲームの世界に憧れる
- SAOの小説を読んだ
SAOで泣けるエピソードは ダントツ3話の 「赤鼻のトナカイ」 です。泣けるエピソードが見たい人におすすめ。
舞台設定はVRゲームの世界。憧れる人には迷わずおすすめします。主人公最強アニメ、キリトがカッコイイ。
アニメの後に小説も読みました。先に小説を読んでおくと話の繋がりがわかりやすいかもしれません。
「赤鼻のトナカイ」 は切なくて苦いけど、温かな物語
エピソード3 「赤鼻のトナカイ」 は、切なくて苦い物語でした。1番好きだけど。
キリトの後悔と罪悪感が伝わってくる反面、サチの彼を思う優しさにふれて温かな気持ちにもなります。
守るものがあると人は強くなれる。
このエピソードがあったから、キリトが相手を守ることに一生懸命になって強くなったのかな。


別館・小説版のレビュー
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