『Charlotte(シャーロット)』#2「絶望の旋律」ネタバレ感想|友利の過去
科学者にとって能力者は乾電池のようなもの。
『Charlotte(シャーロット)』#2「絶望の旋律」。特殊能力を持つゆえに星ノ海学園に転入した有宇。コメディ感があって面白かったです。
生徒会メンバーが個性的!
特殊能力が不完全すぎるのが、ちょっとヌケてて面白い。クスッと笑ってしまいました。
『Charlotte (シャーロット)』#2「絶望の旋律」あらすじ&作品情報
不本意ながらも生徒会と行動を共にし、特殊能力者の確保に奔走する有宇。そんな中、危険な目に合いながらも生徒会の責務を果たそうとする友利の過去が明らかとなる。それは、特殊能力を持つ者の過酷な運命だった。
『Charlotte(シャーロット)』#2「絶望の旋律」ネタバレ感想
©Visual Art’s/Key/Charlotte Project
『Charlotte(シャーロット)』#2「絶望の旋律」。この1話では登場人物の個性や、生徒会の特別な任務が明らかになりました。
- 高城の瞬間移動
- 生徒会の特別な任務
- 友利の過去
なに、この不完全な瞬間移動は? ・・・面白すぎ。
クスッと笑ってしまう能力の使い道から、シリアスな友利の過去も明かされます。面白さが濃縮した1話でした。
高城の特殊能力・瞬間移動の使い道
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星ノ海学園に転入し、不本意ながらも生徒会の仲間でクラスメイト(友利と高城)と行動を共にする有宇。
登場人物が個性的で魅力満載。
友利は「自分の姿を視界から消す(任意の1人からのみ相手の視界から消える)」能力の持ち主です。
そして、高城の特殊能力の使い道にクスッと笑ってしまいました。
高城の特殊能力は、瞬間移動。瞬間移動と言っても、高速で移動する能力でした。ただし、任意の場所で止まることができないのです。
学食でサンドイッチを買うことにした有宇と高城。行列に並ばずに瞬間移動でサンドイッチをゲットするのだけど・・・。
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ただ、速すぎるがゆえに、どんなパンをつかめるかは運次第ですがね
サンドイッチを手にした高城がキズだらけで、頭から血がでてるんだけど・・・。
その姿に絶句。本人は血を流しながらも笑顔でなんともない風でした。瞬間移動は便利だけど、やはり不完全・・・。
この不完全さが可笑しくてクスッと笑ってしまう。
- 品定めできない→カツサンドばかり
- 商品をつかむ力のさじ加減ができない→サンドイッチが潰れている
カツサンドのみ(しかも潰れてる)だけど、瞬間移動を使いこなす(?)高城は面白いキャラでした。
生徒会の特別な任務
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星ノ海学園は特殊能力の可能性がある人、その前兆が見える人を集めた学校です。そして、有宇が入った生徒会には特別な任務がありました。
あなたのように野放しになっている能力者を誰よりも先に確保して守るか、力を使わないように脅す
特殊能力が世間に知れたら、脳科学者のモルモットにされてしまうからです。有宇はその前に確保されました。
能力者を守るためなんだね。
今のところ生徒会のメンバーは会長の友利、高城、有宇の3人(後に1人増えることになります)。そして、協力者が1人。
協力者がまた個性的な人物でした。
ずぶ濡れの協力者と「念写」能力者
友利のひと言「協力者が現れます」が、生徒会室に集合の合図。有宇と高城も生徒会室に集まります。そこへ現れたのは、ずぶ濡れの協力者・熊耳でした。
なぜ、ずぶ濡れ? インパクト大なんだけど(笑)
特殊能力者の居場所とその能力を教えてくれる協力者。いつもずぶ濡れで登場するナゾのキャラでした。
後に熊耳という名前が判明し、その素顔(意外とカッコイイ)も見れるんだけど、今はただのナゾキャラ。
彼が教えてくれたターゲットの能力は「念写」。有宇たちは他校にターゲットを探しに行きます。
- 逃げた不審者に有宇が乗り移り、証拠を抑える
- 友利がターゲットの視界にパッと現れて追いつめる
- 追いつめられたターゲットが友利に矢を放つ
- 放たれた矢を高城が瞬間移動で退ける
3人のコンビネーションが抜群でした。パパっと片付けちゃいます。これから物語が進むにつれてコンビネーションもアップし、絆が生まれていく。
SFとしても青春アニメとしても楽しめます。
友利の過去
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第2話では友利の切ない過去が明かされます。彼女が生徒会長として能力者を助け続けるのは、兄のことがあったから。
音楽バンド・ZHIEND(ジエンド)に憧れる兄は、自分もバンドで音楽デビューする夢を持っていました。
友利が国立の付属中学に受かった年のこと。兄はもう少しでメジャーデビューが叶う寸前でした。友利は希望の学校に入学できなかったのです。
友利と兄は親に売られた。
兄は空気を自由に変動させられる能力の持ち主でした。それが科学者の目に止まり、モルモットに・・・。妹だと特殊能力者になる可能性が高いから友利も連れていかれたのです。
科学者にとって能力者は乾電池のようなもの。それが切れたら別の能力者で実験すればいい
狂ってしまった兄を有宇に紹介する友利。彼女の言葉に切なさと切実さを感じました。
いつも淡々としている友利だけど、こんな過去があったんだね。
この1話を見て友利が好きになりました。感情をあまり表すことがないけど、誰よりも優しい心の持ち主です。
後半にいくと、さらに彼女の魅力が満載。今後も目が離せません。
『Charlotte(シャーロット)』#2「絶望の旋律」みどころ
- 高城の能力・瞬間移動の使いみち
- 生徒会の任務
- 友利のシリアスな過去
『Charlotte(シャーロット)』#2「絶望の旋律」は、キャラの個性が際立っていました。高城の不完全な瞬間移動と友利のシリアスな過去。
高城が面白くて、友利が愛おしくなるよ。
有宇の初めての生徒会任務も描かれています。まだ物語は序盤。これからどんどん面白くなるから見逃せません。