科学者にとって能力者は乾電池のようなもの。
『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」。特殊能力を持つゆえに、星ノ海学園に転入した有宇。コメディ感があって面白かったです。
特殊能力が不完全すぎるのが、ちょっとヌケてて面白い。クスッと笑ってしまいました。
アニメ『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」 評価とあらすじ、ネタバレ感想、みどころの解説を書いています。
もくじ
『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」 評価・あらすじ
アニメ『Charlotte (シャーロット)』

©Visual Art’s/Key/Charlotte Project
ストーリー | |
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作画 | |
キャラ | |
かんどう | |
おすすめ |
あらすじ
不本意ながらも生徒会と行動を共にし、特殊能力者の確保に奔走する有宇。そんな中、危険な目に合いながらも生徒会の責務を果たそうとする友利の過去が明らかとなる。それは、特殊能力を持つ者の過酷な運命だった。
作品情報
- 原作 : 麻枝准
- 放送期間 : 2015年
- 話数 : 全13話
登場人物
- 乙坂 有宇・・・本作の主人公。「5秒間だけ任意の対象の体を乗っ取る」 能力をフル活用するニセ優等
- 友利 奈緒・・・星ノ海学園1年生で生徒会長。「任意の1人からのみ、相手の視界から消える」 能力を持つ
- 高城 丈士朗・・・生徒会所属の1年生。中途半端な瞬間移動 (高速移動) の能力のせいで、生傷が絶えない
- 乙坂 歩未・・・有宇の妹で中学生。子犬のように純真無垢で兄想い
- 熊耳・・・特殊能力者の居場所とその能力の情報を生徒会に伝える協力者。いつも全身がずぶ濡れ
『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」 ネタバレ感想

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『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」。この1話では 登場人物の個性や、生徒会の特別な任務が明らかになりました。
- 高城の瞬間移動
- 生徒会の特別な任務
- 友利の過去
クスッと笑ってしまう能力の使い道から、シリアスな友利の過去も明かされます。面白さが濃縮した1話でした。
高城の特殊能力・瞬間移動の使い道

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星ノ海学園に転入し、不本意ながらも生徒会の仲間でクラスメイト (友利と高城) と行動を共にする有宇。
友利は 「自分の姿を視界から消す」 (任意の1人からのみ、相手の視界から消える) 能力の持ち主です。
そして、高城の特殊能力の使い道にクスッと笑ってしまいました。
高城の特殊能力は 瞬間移動。瞬間移動と言っても、高速で移動する能力でした。ただし、任意の場所で止まることができないのです。
学食にて
サンドイッチを買うことにした有宇と高城。行列に並ばずに瞬間移動でサンドイッチをゲットするのですが・・・。

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ただ、速すぎるがゆえに、どんなパンをつかめるかは運次第ですがね
その姿に絶句。本人は血を流しながらも笑顔でなんともない風でした。瞬間移動は便利だけど、やはり不完全・・・。
- 品定めできない → カツサンドばかり
- 商品をつかむ力のさじ加減ができない → サンドイッチが潰れている
カツサンドのみ (しかも潰れてる) だけど、瞬間移動を使いこなす (?) 高城は面白いキャラでした。
生徒会の特別な任務

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星ノ海学園は 特殊能力の可能性がある人、その前兆が見える人を集めた学校です。そして、有宇が入った生徒会には特別な任務がありました。
特殊能力者を見つけて守るか、力を使わないように脅すこと。
あなたのように野放しになっている能力者を誰よりも先に確保して守るか、力を使わないように脅す
特殊能力が世間に知れたら、脳科学者のモルモットにされてしまうからです。有宇はその前に確保されました。
今のところ生徒会のメンバーは 会長の友利、高城、有宇の3人 (後に1人増えることになります)。そして、協力者が1人。
協力者がまた個性的な人物でした。
ずぶ濡れの協力者と 「念写」 能力者
友利のひと言 「協力者が現れます」 が 生徒会室に集合の合図。有宇と高城も生徒会室に集まります。そこへ現れたのが、ずぶ濡れの協力者・熊耳でした。
特殊能力者の居場所とその能力を教えてくれる協力者。いつもずぶ濡れで登場するナゾのキャラでした。
彼が教えてくれたターゲットの能力は 「念写」。有宇たちは 他校にターゲットを探しに行きます。
- 逃げた不審者に有宇が乗り移り、証拠を抑える
- 友利がターゲットの視界にパッと現れて追いつめる
- 追いつめられたターゲットが友利に矢を放つ
- 放たれた矢を高城が瞬間移動で退ける
3人のコンビネーションが抜群でした。パパっと片付けちゃいます。これから物語が進むにつれてコンビネーションもアップし、絆が生まれていく。
SFとしても青春アニメとしても楽しめます。
友利の過去

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第2話では 友利の切ない過去が明かされます。彼女が生徒会長として能力者を助け続けるのは、兄のことがあったから。
音楽バンド・ZHIEND (ジエンド) に憧れる兄は 自分もバンドで音楽デビューする夢を持っていました。
ドン底に落とされた兄妹
友利が国立の付属中学に受かった年のこと。兄はもう少しでメジャーデビューが叶う寸前でした。友利は希望の学校に入学できなかったのです。
友利と兄は親に売られた。
兄は 空気を自由に変動させられる能力の持ち主でした。それが科学者の目に止まり、モルモットに・・・。妹だと特殊能力者になる可能性が高いから友利も連れていかれたのです。
科学者にとって能力者は乾電池のようなもの。それが切れたら別の能力者で実験すればいい
狂ってしまった兄を有宇に紹介する友利。彼女の言葉に切なさと切実さを感じました。
この1話を見て友利が好きになりました。感情をあまり表すことがないけど、誰よりも優しい心の持ち主です。
後半にいくと、さらに彼女の魅力が満載。今後も目が離せません。
『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」 みどころ・おすすめポイント

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- 高城の能力・瞬間移動の使いみち
- 生徒会の任務
- 友利のシリアスな過去
『Charlotte (シャーロット)』#2 「絶望の旋律」 は キャラの個性が際立っていました。高城の不完全な瞬間移動と、友利のシリアスな過去。
有宇の初めての生徒会任務も描かれています。まだ物語は序盤。これから どんどん面白くなるから見逃せません。
- SFアニメが好き
- 笑いたい
- 青春を感じたい
SFアニメが好きな人におすすめです。序盤は 「特殊能力」 がSF要素ですが、後半にいくと、「タイムリープ」 などが加わり、よりSF感は強くなります。


