バトル・ダーク

『ベルサイユのばら』ネタバレ・アニメ感想|フランス革命とマリー・アントワネット

「ベルサイユのばら」アニメ魅力と感想

愛しているとどうして言える。王侯陛下を愛してしまったとどうして言える

アニメ『ベルサイユのばら』、何回見ても名作。フランス王妃マリー・アントワネットやフェルゼンなど実在のキャラが登場します。

オスカルは架空の人物だけど魅力あふれるキャラ。彼女が美しすぎました。

ほのか。
ほのか。
「男装の麗人」とは、まさにオスカルのためにある言葉。

アニメ版の感想と魅力をまとめています。原作コミックは未読です。

この記事では

『ベルサイユのばら』アニメの魅力を解説!評価とあらすじ、ネタバレ感想、みどころも書いています。

『ベルサイユのばら』評価・あらすじ

アニメ『ベルサイユのばら』

あらすじ

18世紀のフランス。ジャルジェ将軍の娘として生まれたオスカル・フランソワは、武門の家を継ぐため男として育てられ、長じて王妃マリー・アントワネット付きの近衛隊長に任ぜられる。スェーデンの青年貴族フェルゼンと出会ったマリーは激しい恋に陥るが、オスカルもまたフェルゼンにほのかな想いを寄せていた。フランス革命へ向けて揺れ動きはじめた時代の中、オスカルとともに育ったアンドレは、自らの想いを隠して彼女を見守るが……。

作品情報
  • 著者 : 池田理代子(コミック)
  • ジャンル : 歴史、ラブロマンス
  • 放送期間 : 1979年
  • 話数 : 全40話
  • 評価 :

『ベルサイユのばら』アニメの魅力|フランス革命が学べる!

オスカル
(C)池田理代子プロダクション・TMS

『ベルサイユのばら』は史実を絡めた歴史ラブロマンスです。アニメの面白いところを3つあげると・・・

  • 男装の麗人オスカルとアンドレが素敵
  • フランス革命など歴史が学べる
  • ラブロマンスにときめきが止まらない

18世紀のフランスを舞台にマリー・アントワネットやフェルゼンなど実在の人物が描かれています。アニメを見るだけでフランス革命を学べちゃう。

ぱんだ。
ぱんだ。
面白いのに学べるなんて素晴らしい。

オスカルとアンドレは架空のキャラです。実在はしないけど、もしも実在していたら・・・と想像するのが楽しくなりました。

男装の麗人オスカルとアンドレ

微笑むオスカル
(C)池田理代子プロダクション・TMS

主人公はオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。幼い頃から男として育られた男装の麗人です。

お前は男だ。名前はオスカル、私の息子だ

ほのか。
ほのか。
オスカルの父・ジャルジェ将軍は男子を望んでいたけど生まれたのは女子。それで無理やり男として育てるんだ。

むちゃくちゃな・・・と笑ってしまいました。でも美しくて凛々しいオスカルを見てると、案外、父の判断は間違っていなかったのかもしれません。

アントワネットに信頼され、近衛士官として大活躍する彼女が素敵でした。強くて美しくてトゲがあるバラのような人です。

ぱんだ。
ぱんだ。
もうひとり、オスカルとともに大活躍する人物がいるよ。

オスカルの大切な人・アンドレです。

オスカルが光ならアンドレは影。いつも隣りにいて彼女を支える役どころが泣かせるんですよね。

王妃マリー・アントワネット|フランス革命と首飾り事件

楽しみながら18世紀フランスの歴史を学べるのも『ベルサイユのばら』の魅力。

実在の人物とともに、首飾り事件やフランス革命に至るまでの背景がわかりやすく描かれています。

どのような背景があってフランス革命に発展したのか。

それがこのアニメを見ているとよくわかるんです。発端は「首飾り事件」だけど、それはただ単に発端に過ぎなかったのですよね・・・。

マリー・アントワネット

微笑むマリー・アントワネット
(C)池田理代子プロダクション・TMS

主軸となるのは王妃マリー・アントワネット。オーストリア女王マリア・テレジアの娘で、フランス国王ルイ15世の孫(のちのルイ16世)の妃です。

ほのか。
ほのか。
ベルサイユ宮殿での暮らしは華やかで優雅だった。

ベルサイユの華やかさと下町の国民の暮らしが対極すぎて目を見張りました。宮殿で繰り広げられる愛憎劇も面白かったです。

ジャンヌ・ヴァロワ夫人
(C)池田理代子プロダクション・TMS

王妃になってからのマリー・アントワネットは湯水のごとくお金をつかいまくる。でも、そのお金は国民の税金なんですよね。

ぱんだ。
ぱんだ。
これは国民の怒りがアントワネットに向けられるのも納得するわ。

実際の彼女がどんな人物なのか知らないけど、ここで描かれたアントワネットは自由奔放で心優しい女性でした。孤独という印象もあって、なんだか憎めない人。

ポリニャック夫人につけこまれてお金をつかい、終いにはジャンヌ・ヴァロワ夫人に利用され、例の「首飾り事件」に発展します。

「首飾り事件」があってもなくても、いずれフランス革命は起こっていたんじゃないか。

国民の怒りは積もりに積もっていたということです。アントワネットは国民に寄り添えなかった・・・。

フランス革命は起こるべくして起こった革命ですね。

切ないラブロマンス

オスカルとアンドレ
(C)池田理代子プロダクション・TMS

切なくてトキメキが止まらない!さまざまなラブロマンスも描かれています。

  • マリー・アントワネットとフェルゼン
  • オスカルとフェルゼン
  • オスカルとアンドレ

不倫なんだけど、アントワネットとフェルゼンに胸熱くなりました。フェルゼンがまたカッコイイんです。

愛は叶わないからこそ燃え上がるもの。胸がキュンとします。史実を絡めているから、どうしてもアントワネットの気持ちを考えてしまう・・・。

ほのか。
ほのか。
アントワネットも一途だな。

フェルゼンに恋心を抱いたオスカルや、そんな彼女に想いを寄せるアンドレ。切なくなるけど全てが美しく感じました。

『ベルサイユのばら』ネタバレ感想|印象に残ったシーン

『ベルサイユのばら』前半で印象に残ったシーンは2つあります。

  • マリー・アントワネットVSデュ・バリー婦人
  • オスカルとアンドレの絆

ベルサイユ宮殿で描かれたドロドロの人間ドラマが意外と面白かったです。愛憎劇ですね。

ぱんだ。
ぱんだ。
たくさん感動もしたよ。

マリー・アントワネットVSデュ・バリー夫人|ベルサイユ宮殿にて

前半に描かれているアントワネットとデュ・バリー夫人のイザコザが印象強く残っています。

マリー・アントワネット
(C)池田理代子プロダクション・TMS

アントワネットがデュ・バリー夫人に声をかけるか否か。

ベルサイユ宮殿では身分の高い人から声をかけられない限り、身分の低い人は声をかけれない決まりになっているんです。

ほのか。
ほのか。
アントワネットは夫人を無視して声をかけなかったんだ。

デュ・バリー夫人はフランス国王ルイ15世の妾です。夫人の出自の悪さや存在を徹底的に憎んでいたアントワネット。意地でも声をかけない彼女に対して、夫人が悔しそうにしていたのが目を引きました。

でもそのままとはいかず、事は重大。フランスとオーストリアの外交問題に関わるから、アントワネットも声をかけないわけにはいかなくなったのです。

ぱんだ。
ぱんだ。
声をかけるか否かで、戦争になるかもしれないなんて恐ろしい。

新年の挨拶をデュ・バリー夫人に・・・。声をかけた後のアントワネットの姿に目が離せなくなりました。

私は負けた。オスカル、一度だけ私はあの女に声をかけました。でももうこれっきりで終わりです。もうあの女には絶対にひとことだって話しかけません!

勝ち負けの問題ではないけど、女の争いは凄まじいですね。悔しそうに泣き叫ぶアントワネットを見てると切なくなります。

アンドレが死刑に!?

オスカル
(C)池田理代子プロダクション・TMS

乗馬でハプニングに見舞われたマリー・アントワネット。その責任がアンドレにあるとして、国王から死刑を言い渡された第8話。

オスカルがアンドレを思う気持ちに泣きました。

アンドレの責任は主人である私の責任。まずここで、このオスカル・フランソワの命を絶ってからにして下さい

ほのか。
ほのか。
オスカル、カッコイイ!剣を抜く姿が凛々しかった。

純粋に親友としてアンドレを思う気持ちに泣けました。オスカルに続き、フェルゼンも命を差し出すんですよね。

ぱんだ。
ぱんだ。
オスカルとアンドレ、フェルゼンも良いキャラだ。

愛は苦しみ|さまざまな愛のカタチ

オスカルとアンドレ
(C)池田理代子プロダクション・TMS

鈴木宏子さんが歌う『ベルサイユのばら』エンディング曲「愛の光と影」にこんな歌詞があります。

愛が苦しみなら いくらでも苦しもう それが君の心に いつか届くまで

このエンディング曲が示すように『ベルサイユのばら』は苦味がある愛がたくさん描かれていました。

  • マリー・アントワネットとフェルゼン
  • オスカルとフェルゼン
  • オスカルとアンドレ

この他にもオスカルに恋をするシャルロット(ポリニャック夫人の娘)やジェローデルなども・・・。

ほのか。
ほのか。
切ないけど、それでも愛さずにはいられない気持が伝わってくるよ。

アントワネットとフェルゼン、オスカル、アンドレの苦しい愛について胸熱くなったシーンをレビューとともに・・・。

孤独な王妃マリー・アントワネットとフェルゼンの愛

中盤まではオスカルを主人公としながらも、マリー・アントワネットが主軸として物語が進んでいます。

アントワネットは自由奔放で孤独な女性という印象。彼女の拠り所となっていたのがフェルゼンでした。

なぁ、オスカル。愛していれば、愛してさえいれば結婚できるのか?

彼が愛したのはフランス王妃。・・・結婚など、叶わぬ願いです。

愛しているとどうして言える。王侯陛下を愛してしまったとどうして言える

フェルゼンの言葉が切なくて胸が苦しくなりました。彼は彼で苦しんでいたのですね。

いっときはフランスから逃げ出したけど、最後の方はアントワネットの側にいて彼女を支えます。

ほのか。
ほのか。
腹をくくったフェルゼンをカッコイイと思ったよ。

アントワネットもフェルゼンも、お互いを思う心が一途なんです。・・・そういう一途さにちょっぴり憧れました。

エンディング曲「愛の光と影」はオスカルとアンドレを指しているけど、アントワネットとフェルゼンにも当てはまりますね。

フェルゼンに恋したオスカル

オスカルとフェルゼン
(C)池田理代子プロダクション・TMS

フェルゼンに恋をしたオスカルは初めてドレスをきて夜会へ行きます。オスカルがめちゃめちゃキレイでした。

ほのか。
ほのか。
いつもの男装も素敵だけど、ドレス姿も良かった。

オスカルはフェルゼンを諦めるために彼と踊ったのです。フェルゼンが愛した人はただひとり、マリー・アントワネットだから・・・。

あきらめられる、これで。これで私はあきらめられる

このシーン、初めて『ベルばら』を見たときは切なくて泣いた記憶があります。でも今は、今後アンドレと結ばれるのを知っているから心安らかな気持ちになりました。

ぱんだ。
ぱんだ。
オスカルにはアンドレがしっくりくる。

オスカルを愛したアンドレ

オスカルとアンドレのラブロマンスが描かれている後半。初めて国王陛下の命を聞かず民衆を守ったオスカルに、父ジャルジェ将軍が剣を向けます。

オスカルを守るように将軍の前に立ちはだかったアンドレがかっこいい。

貴族の結婚には国王陛下の許可がいると言ったジャルジェ将軍に対して彼は・・・

ただ人を愛するとき、たとえ国王陛下といえども、他人の許可がいるのでしょうか

ほのか。
ほのか。
このシーン泣けた。人を愛する気持ちは止められないよね。

愛は苦しいけど、それだけではなくて温かい気持ちにもなる。・・・オスカルとアンドレを見ていると切なくも安らぎました。

『ベルサイユのばら』みどころ

みどころ・ポイント
  • 魅力的なキャラ
  • フランス革命など歴史が学べる
  • 苦しくてときめくラブロマンス

『ベルサイユのばら』アニメのみどころは、楽しくフランスの歴史が学べるところ。オスカルやアンドレ、マリー・アントワネットなど魅力的なキャラとともに、愛憎劇やラブロマンスも楽しめます。

ぱんだ。
ぱんだ。
面白いよ。

オスカルを目指す少女を描いたアニメ『かげきしょうじょ!!』もおすすめ

名作『ベルサイユのばら』の主人公オスカルを目指す少女を描いた『かげきしょうじょ!!』もおすすめです。

© 斉木久美子・白泉社/「かげきしょうじょ!!」製作委員会
ほのか。
ほのか。
『かげきしょうじょ!!』を見ていたら『ベルばら』もまた見たくなったんだ。

『かげきしょうじょ!!』は歌劇音楽学校を舞台に繰り広げられるアニメ。宝塚のようなトップスターを目指す少女たちが描かれていて面白いんです。合わせておすすめ。

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