『勇者アバンと獄炎の魔王9』ネタバレ感想|強敵キギロとグランナード〈スピンオフ〉ダイの大冒険
こっから先は通さねえ!オレの・・・・・・生命の全てを懸けてっ!
【スピンオフ】『ドラゴンクエストダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王9』コミックの感想です。最終決戦の地である地底魔城へ乗り込んだアバンたち。
第9巻ではロカvsキギロ戦、レイラvsグランナード戦が描かれています
ロカとレイラ、すごかった!
今回はアバンの活躍はなかったけど、充分に読み応えがありました。今から次巻が楽しみです。
『勇者アバンと獄炎の魔王9』あらすじ
『ダイの大冒険』スピンオフ
呪いの力を得たキギロの襲来に対し、ロカはアバンとレイラを先に行かせて一人立ち塞がる!押されるロカだが、全生命力を注ぎ「正統の構え」を取ると・・・!?
『勇者アバンと獄炎の魔王9』ネタバレ感想|立ちふさがる強敵!キギロとグランナード
『勇者アバンと獄炎の魔王9』はアバンたちの前に立ちふさがる強敵、キギロとグランナードのバトルが熱く描かれています。
4話を通して、ロカとレイラが大活躍だったよ。
前作8巻では、マトリフvsガンガディア戦が描かれていました。「勇者アバンのダメージを少なくして魔王の元へ送り出す」作戦です。
この作戦(教え)は、やがてアバンからダイの仲間たちにも受け継がれるんだよね。
キギロが立ちふさがるとロカが、グランナードが行く手を阻むとレイラが相対します。すべての戦いを勇者のために・・・。
ロカvsキギロ|カール騎士団伝説奥義「武鋒・豪破一刀」
まずは、ロカとキギロの戦いが白熱
『勇者アバンと獄炎の魔王』で、キギロはお馴染みの敵キャラ・・・と言っても良いくらい登場するモンスターです。
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王8』
元は亜人面樹。倒しても倒しても復活して行く手を阻むから、またかよ・・・と思ったけど、何気に愛着がわいてきつつあるのも確か。
今回で3回目くらいの登場?呪いの力を帯びたキギロ、さらに強くなってた。
キギロの前に立つロカが、かっこいい。めちゃめちゃかっこいい。必殺技・豪破一刀をくり出すときの「正統の構え」をとり、言い放った言葉が、
こっから先は通さねえ!オレの・・・・・・生命の全てを懸けてっ!
かっこよすぎて目眩がします。「豪破一刀」、来るかー!!と待ち望んでいたら、なんとその上をいく奥義が放たれました!
カール騎士団伝説奥義「武鋒・豪破一刀」です。
正統の構え状態で武鋒円に己の全闘気を込め、剣に注ぎ攻撃をくりだす伝説の奥義。ロカは極めていたんですよね。
キギロの逆恨みからアバンを守れたのが誇らしげなロカ。ボロボロになりながらも、良い表情をしていました。ロカの勝利です。
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王8』
あいつの友だと 少しは胸を張れる戦いができた気がするぜ・・・
ロカの言葉からアバンに寄せる信頼感と友情を感じたよ。キギロ、今度こそ本当にさようなら。
レイラvsグランナード|魔法の杖のかっこいい使い方
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王8』
続いてレイラが戦うのは、禁呪法で生み出された岩石モンスター・グランナードです
彼女もアバンを先に行かせようと、グランナードを足止めしました。
マトリフやロカと同じことをするだけ・・・この魔物は私が!
岩石生命体グランナードを倒す方法はただ一つ、接近戦での間合いで核(コア)を砕くことです。
グランナードに全く歯が立たないと見せかけて、実はレイラは岩石を削ってコアの位置を確かめていました。
アバンの教え通り、それを愚直に信じて戦うレイラが頼もしい。
攻撃や呪文で倒す気はなく、最後に魔法の杖で核(コア)を砕いたのが最高です。杖を打撃系の武器のように扱っていたのに意表をつかれました。
人を恨む前に・・・「バカな部下でごめんなさい」って魔王に謝るのね・・・地獄で・・・!
レイラの言葉、スカッとした。
そういえば、岩石モンスターというと『ダイの大冒険』で登場したフレイザードを思い出します。フレイザードのコアを、ダイは空裂斬で砕いたんだっけ・・・。
『勇者アバンと獄炎の魔王9』ロカとレイラが大活躍!
白熱のバトルに目が離せない!
- ロカvsキギロ戦
- レイラvsグランナード戦
『勇者アバンと獄炎の魔王9』は、ロカとレイラが大活躍するストーリーでした。ほんとに、スピンオフの域を超えてるくらい素晴らしい。
読み応えたっぷりだったよ。
9巻の最後は、アバンの前にバルトスが立ちふさがりました。・・・そうです、地獄門の番人であり、ヒュンケルの育ての親でもある地獄の騎士・バルトス。
次回はアバンvsバルトスだね!めちゃめちゃ楽しみだ。