竜騎将バランvsハドラー戦!バランの最期に号泣『ダイの大冒険』漫画ネタバレ感想|アニメの缶づめ

竜騎将バランvsハドラー戦!バランの最期に号泣『ダイの大冒険』漫画ネタバレ感想

ダイとバランの最強タッグ
ほのか。
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竜騎将バランvsハドラー

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は名シーンが盛りだくさん。そのひとつに号泣シーンがあります。

ダイの父親・バラン。父子の絆が感じられて、バランの最期には泣きました。

ほのか。
ほのか。

最初は敵だったけど、後に一緒に戦うことになるんだ。

親子で敵なのは悲しくなったけど、バランの心が次第に変化していくことにほっこりしました。ラストは切ないんですけどね。

この記事では

漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ダイと父親・バランにスポットをあてたレビューです。ネタバレありますのでご注意ください。

『ダイの大冒険』あらすじ&作品情報

あらすじ

魔王ハドラー率いる悪の大軍団の侵略にあい、勇者に救われてから15年。デルムリン島でモンスターたちと平和に暮らしていた人間のダイだったが、師・アバンを失いポップと大魔王討伐の旅に出る。数々の死闘を繰り返した後、魔王軍の竜騎将バランと出会う。彼はダイの父親だった・・・。

作品情報
  • 著者 : 三条陸、稲田浩司 (集英社ジャンプコミックス刊)
  • 期間 : 1989年~1996年
  • 巻数 : 全37巻、文庫版全22巻
  • 監修 : 堀井雄二

『ダイの大冒険』ネタバレ感想|ダイとバランの親子愛


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ダイと父親・バランのシーンに号泣しました。

1番初めは魔王軍としてダイと敵対関係にあったバラン。親子なのに・・・と絶望的な気分になったけど、やがては一緒に闘う仲間になります。

最後は自らを犠牲にして息子を守る。

バランの心の変化や息子への愛情を感じました。せっかくお互いが心通じあえたのに・・・と、切なさが募ります。

ほのか。
ほのか。

バランにスポットを当ててのレビューだよ。

竜騎将バラン|父子の戦い

バラン
出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

ダイの父親・バラン。彼は魔王軍の超竜軍団長としてダイの前に姿を現します。バランはドラゴンの騎士。そしてダイもまた、バランの血を受け継いだドラゴンの騎士でした。

ぱんだ。
ぱんだ。

初めて会ったとき、お互いは敵同士。ダイはバランによって仲間の記憶を全て消されるんだよね。

戦いは凄まじかったです。バラン、めちゃめちゃ強い。ドラゴニックオーラで防御して攻撃を受けつけないし・・・。

ほのか。
ほのか。

こんなん、あり?・・・ってほど理不尽的に強かった。

バランの心の変化

ダイを守ろうと決死の勢いでバランに挑むポップ。このシーンも泣けるんですよね。仲間を守るために、師・アバンと同じことをポップもやるのです。

ポップ
出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

自己犠牲呪文メガンテ。

自らを犠牲にすることでダイを守ろうとする。みんな自分を犠牲にしすぎる・・・。

ぱんだ。
ぱんだ。

ポップのおかげでダイの記憶が戻った!

でもバランは生きていました。そして死んだはずのポップがメラゾーマを放つという奇跡を起こします。それによってスキができたバランにダイが切りかかる。

仲間のために奇跡を起こした人間をみて、バランの心は変化していきます。彼は自らを犠牲にして仲間を守ったポップを助けるのです。

ほのか。
ほのか。

彼も人の親。自分の子どもが仲間に信頼されている姿をみるのは、嬉しいんじゃないかな。

バラン&ダイvsハドラー|父子の絆

ダイとバラン
出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

バランとダイが一緒に大魔王・バーンの討伐に赴くシーンにほっこりしました。『ダイの大冒険』は、こういうところ良いですね。

ドラゴンの騎士、最強のタッグ!

以前は敵同士で闘った相手なのに、いつしか一緒に闘う仲間になる。胸が熱くなります。

ハドラー
出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

彼らの前に立ちはだかったのは大魔王・バーンではなく、超魔生物に変化したハドラーでした。

ぱんだ。
ぱんだ。

ハドラー、また強くなってる・・・。

以前とは比べものにならないくらい強くなったハドラー。ダイを倒すために超魔生物になったのには執念を感じます。

ハドラーの胸の中には、黒の核晶 (コア) が埋められていました。

もし黒のコアが爆発したら世界が吹っ飛ぶほどの威力があるのです。ダイもバランも本気を出して闘うことができない絶対絶命のピンチ!

バランは黒のコアを爆発させ、ドラゴニックオーラを使って爆発の威力を抑え込もうとします。戸惑うダイ。


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

たとえこの身がどうあろうとも ハドラーだけは私が確実に始末してみせる!!

ほのか。
ほのか。

バラン、かっこいい!!

でも、バランの作戦は失敗してしまうのです。

父の愛|ラリホーマ

バランを守ろうとして自ら飛び込むダイ。そんな息子を守るために、バランはダイにラリホーマをかけて眠らせる。


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

・・・ダイ・・・ とてもいい名前だ だが 私とソアラがつけた名前も心の片隅で憶えておいてくれ

子どもがどう願っても、親はこうしてしまうもの・・・。ダイの家庭教師・アバンやポップも自分を犠牲にしてまで守ろうとしたように、バランも同じことをしようとします。

ほのか。
ほのか。

ダイの本当の名前は ディーノ。

アルキード王国の言葉で”強き竜”という意味があるようです。ダイはダイだけど、ディーノという名前にも両親・バランとソアラの愛を感じました。

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ぱんだ。
ぱんだ。

2020年版アニメ第1話の冒頭に、バランとソアラのシーンが数秒だけど描かれていたよ。

竜魔人・バランの最期


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

バランは竜魔人に変化します。そしてハドラーとの死闘をくり広げる。闘いの末、バランは見事に黒のコアをドラゴニックオーラで抑え込むことに成功します。

でも知らずに黒のコアを埋められていたハドラーが可哀想になりました。


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

これはなんだああッ!!!! なぜっ オレの身体の中にこんな物があっ!!?

ハドラーはハドラーで自らの肉体を捨て超魔生物になってまで、この闘いに賭けていた。正々堂々と闘うために・・・。

それを踏みにじってまで黒のコアを埋めたのは、大魔王・バーンです。彼の苦悶の叫びが胸に刺さりました。

ぱんだ。
ぱんだ。

ハドラー・・・。

黒のコアを抑え込むことができたバランですが、そこへミストバーンが姿を現します。黒のコアを作動させてしまうのです。

バランはドラゴニックオーラを全開にして、爆発を最小限に抑え込もうとする。自らの命を賭けて。


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

目を覚ましたダイが見た光景は、バランの最期。自らを犠牲にしてダイたちを救った絶命寸前の父の姿でした。

ほのか。
ほのか。

バラン・・・ (泣)。こんな最期をのぞんでいたわけではなかった。

このシーン、号泣です。父の愛を感じたシーンだけど、切なくて・・・。

でもダイは強いですね。父の愛を知り、健気に受け入れようとする彼の姿をみると、また泣けてきました。


出典 : 三条陸、稲田浩司『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

父さんは・・・・・・ここにいる!

本当に切なすぎるバランの最期。親子愛を感じたラストでした。

号泣の父子タッグは文庫版13巻、14巻

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ダイとバランの最強タッグが描かれているのは、文庫版で13~14巻。

その前の6巻では魔王軍としてのバランとダイの戦いが描かれています。1991年版テレビアニメでは文庫版6巻のバラン戦までが放送されました。

ぱんだ。
ぱんだ。

1991年版アニメと原作ではラストが違うんだけどね。

アニメはアニメで良かったけど、原作漫画のダイ&バランvsハドラーは読む価値ありです。

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