『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想|デボル&ポポルとゲシュタルト計画|#22 just y[O]u and me|アニメの缶づめ

『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想|デボル&ポポルとゲシュタルト計画|#22 just y[O]u and me

『NieR:Automata Ver1.1a』第22話「just y[O]u and me」
ほのか。
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ふたりで良かった。きっとひとりじゃ耐えられなかった

アニメ『NieR:Automata(ニーアオートマタ)Ver1.1a』第22話「just y[O]u and me」感想です。今回はデボポポ回でした!

双子モデルのアンドロイド、デボルとポポルが背負っている罪が明かされる

ほのか。
ほのか。

デボル&ポポル、可愛い。

アニメでも素敵に描かれていて、彼女たちがより好きになりました。

この記事では

アニメ『NieR:Automata Ver1.1a』第22話「just y[O]u and me」あらすじとネタバレ感想、みどころの解説を書いています。ゲームの内容にもふれますのでご注意ください。

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『NieR:Automata Ver1.1a』#22「just y[O]u and me」あらすじ

NieR:Automata Ver1.1a

あらすじ

9Sが<塔>メインユニットへのアクセスに必要なパスコード3種の入手に成功。塔へのアクセスを試行する中で、あるのデータを確認した。

作品情報
  • 著者 : ヨコオタロウ、益山亮司
  • ジャンル : SF・ファンタジー
  • 放送期間 : 2024年

『NieR:Automata Ver1.1a』ネタバレ感想|デボル&ポポルのアニメ映像が感慨深い!

機械生命体
©SQUARE ENIX/人類会議

デボポポが意外と強かった第22話。機械生命体とのバトルがカッコよかったです。華麗に決めていました。

ぱんだ。
ぱんだ。

今まで他のアンドロイドの治療係みたいな感じだったから、バトルシーンが見れて胸アツだった。

双子モデル・デボル&ポポルは『NieR Replicant(レプリカント)』(『NieR:Automata』の前作)からの親しみキャラです

『NieR Replicant』に登場していたデボル&ポポルとは別個体なのだけど・・・。あることがきっかけで、そのモデル特有の「罪」を背負うことになったキャラでもあります。

「ゲシュタルト計画」の失敗

それにより人類は滅び、デボル&ポポルモデルが罪を背負うことに・・・。

ほのか。
ほのか。

理不尽なんだけど、そのストーリーをこの1話で取り上げてくれたのが良かった。

「ゲシュタルト計画」とは?|デボル&ポポルが背負った罪

デボル&ポポル
©SQUARE ENIX/人類会議

塔の入口で機械生命体と戦いながら叫んだポポルのひとことが印象的でした。

私たちは、私たちが犯した罪を償うんだー!!

私たち(デボル&ポポルモデル)が犯した罪とは、過去に行われた「ゲシュタルト計画」の失敗を指しています。

「ゲシュタルト計画」とは

ゲシュタルト(肉体という器を切り離して魂だけの存在)になった人間が再生するための計画。

【計画までの流れ】

  1. 人類は白塩化症候群(人が塩に変わる病)により絶滅の危機に直面
  2. 存続のためにゲシュタルト化する(肉体と魂を分離し、魂だけの存在になる)
  3. 新しい器「レプリカント」を作る
  4. 「レプリカント」に一斉に魂を戻す(←これがゲシュタルト計画)

いろいろあって「ゲシュタルト計画」は失敗、人類は滅びました。

デボル&ポポル型は「ゲシュタルト計画」を管理するために作られた双子モデルです。失敗したのはオリジナルモデルであって、『NieR:Automata』のデボポポとは別個体なんだけど・・・。

ぱんだ。
ぱんだ。

彼女たちが背負った罪は、ほんとうは背負わなくてもいい罪だよね。

罪を償うという重荷を背負って生きているデボポポが健気というか。彼女たちをみると胸がキュッと締めつけられるんです。

ちなみに「ゲシュタルト計画」については、前作『NieR Replicant』をプレイする(もしくは小説を読む)ことで理解が深まります。・・・なぜ失敗したのかについても。

別館では小説のレビュー(ネタバレあり)も書いているので興味があればどうぞ。

別館『ほんのたび。』
『NieR Replicant ver.1.22474487139・・・《ゲシュタルト計画回想録》』ネタバレ感想文・小説あらすじ
『NieR Replicant ver.1.22474487139・・・《ゲシュタルト計画回想録》』ネタバレ感想文・小説あらすじ

切ないけど心が和むデボル&ポポル|BGM「イニシエノウタ」を聞きながら

『NieR:Automata』ゲームでは、デボル&ポポルが背負った罪や迫害の様子などは文字として読むことができました。それが映像化されてアニメで見れるのは感慨深いものがあります。

ふたりで良かった。きっとひとりじゃ耐えられなかった

ゲームをプレイしたときも、この言葉にしんみりしたのを覚えています。お互いを思いやり助け合う姿に心が温まりました。

ぱんだ。
ぱんだ。

映像で見れて良かった。

デボル&ポポルというと、一緒に思い浮かぶのが『NieR』シリーズBGM「イニシエノウタ」。名曲です。

デボル&ポポルの曲なんですよね。『NieR:Automata』でもアレンジされて「イニシエノウタ/贖罪」として流れています。

イニシエノウタ/贖罪
ほのか。
ほのか。

「イニシエノウタ」、どのバージョンも好きなんだ。

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9Sが知った残酷な真実|塔ハッキングシーン

9S
©SQUARE ENIX/人類会議

塔のハッキングシーンでは9Sに残酷な真実が突きつけられます。

たくさんの壊れた9Sの亡骸。彼を破壊したのは、愛する2B

ぱんだ。
ぱんだ。

そっか。この9Sはまだ2Bが2Eだとは知らないんだった。

2Bはヨルハ2号E型、9Sを監視&処刑するExecutioner(死刑執行人)モデルです。第13話で一度描かれました、別個体である過去の9Sを抹殺するシーンが。

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ここで今の9Sは2Bの正体を知ってしまいます。真実とはいえ、彼に明かすのは残酷。・・・アニメも容赦ないですね。

真実はいつも残酷で救いがなくて。9Sの精神状態はボロボロなのに、塔システムサービスのアナウンスが脳天気すぎてむかつく。

ほのか。
ほのか。

「こんにちは、塔システムサービスです」っていうやつ。絶妙なタイミングと声だよね。

『NieR:Automata Ver1.1a』#22「just y[O]u and me」みどころ

みどころ・ポイント
  • デボル&ポポルの過去と罪
  • 9Sの塔ハッキングシーン

『NieR:Automata Ver1.1a』第22話「just y[O]u and me」みどころは、デボル&ポポルです。双子モデルの過去と罪が描かれて、彼女たちに深みが増しました。

ぱんだ。
ぱんだ。

デボポポ、良いキャラなんだ。『レプリカント』に登場したデボポポも連想できて楽しめたよ。

9Sの塔ハッキングも良かったです。アニメで描かれるハッキングシーンは、どれも演出がすごくて見応えバッチリ。

ほのか。
ほのか。

今回は絶望感満載だったけど、インパクトあった。

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