『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想|#7「[Q]uestionable actions」森の王国、A2登場|アニメの缶づめ

『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想|#7「[Q]uestionable actions」森の王国、A2登場

アニメ『NieR:Automata Ver1.1a』第7話「[Q]uestionable actions」
ほのか。
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裏切ったのは、司令部だろ

アニメ『NieR:Automata(ニーアオートマタ)Ver1.1a』第7話「[Q]uestionable actions」感想です。

A2登場!2Bと9S、森の王国へ。

ほのか。
ほのか。

A2、イイ感じにすれてた。

第6話でリリィとA2の過去「真珠湾降下作戦」が描かれました。過去回想に登場した2号とA2は同一人物。印象がガラっと変わっているのが目を引きます。

ぱんだ。
ぱんだ。

バンカーから破壊命令が出ている指名手配中のアンドロイド。いったい何があったんだ・・・。

この記事では

アニメ『NieR:Automata Ver1.1a』第7話「[Q]uestionable actions」の評価とあらすじ、ネタバレ感想、みどころの解説を書いています。ゲームの内容にもふれますのでご注意ください。

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『NieR:Automata Ver1.1a』#7「[Q]uestionable actions」あらすじ

[Q]uestionable actions

あらすじ

【ポッド153より報告】現時点までの任務において、機械生命体の変異体に多数遭遇、一部は戦闘へと発展している。各個体情報は、前回同様にサーバーにアップロード済み。以降の会敵に備え、バンカーでの情報解析と結果の共有を要求する。個体識別信号:<パスカル>の反応を確認。機械生命体の村に所属する一個体が迷子になっている模様。依頼により、森の王国エリアでの捜索を開始する。

作品情報
  • 著者 : ヨコオタロウ、益山亮司
  • ジャンル : SF・ファンタジー
  • 放送期間 : 2023年

『NieR:Automata Ver1.1a』#7「[Q]uestionable actions」ネタバレ感想|森の王国

2Bと9S
©SQUARE ENIX/人類会議

第7話「[Q]uestionable actions」は、機械生命体サイドに重点を置いていたストーリーになっていました。

2Bと9S、パスカルとともに森の王国へ。

パスカル村の機械生命体が迷子になり、捜索のために森の王国へ入ります。

ほのか。
ほのか。

パスカルと青いリボンの機械生命体(姉)が可愛かったよ。

「迷子の妹」探しにほっこり|サブクエスト・ストーリー

2B
©SQUARE ENIX/人類会議

第7話で、一番ほっこりしたシーンは「迷子の妹」探しです。

ぱんだ。
ぱんだ。

パスカルの頼み方と、青いリボンの姉がジタバタする様子が可愛い。パスカル、頼み上手だね。

森の王国にいた妹が結婚相手を見つけたのも微笑ましくて、ほんのり心が温まりました。アニメオリジナルの良いストーリーです。

ほのか。
ほのか。

「迷子の妹」探しは、原作ゲームにもサブクエストとしてあるんだ。

ピンク色リボンの妹探し。ゲームでは森の王国ではなくて、砂漠地帯での捜索でした。アニメはサブクエ要素を上手くストーリーに入れてるという印象です。

「森の王国」機械生命体の歴史

森の王国
©SQUARE ENIX/人類会議

森の王国では機械生命体の歴史(過去)を見ることができました。

彼らの歴史が感慨深いですね。そこに出てきた、あるキーワードに心がひきよせられたのだけど・・・。

国民とは家族のようなものだ

この「家族」という言葉が温かい。

森の王国と合わせて、パスカル村の機械生命体たちや、「真珠湾降下作戦」で描かれたレジスタンスのメンバーたちも連想しました。

機械生命体や人類の兵器とされているアンドロイドたちにも感情があって、大切なひとがいて・・・。

ぱんだ。
ぱんだ。

大切な家族を思いやる姿は、人間と変わらない。

森の王国の歴史はゲームでも描かれていたのだけど、アニメ映像として見るのはまた違った趣きがあって楽しめました。

哲学的なパスカル|心が残っていれば自分でいられる

パスカル
©SQUARE ENIX/人類会議

パスカルの言葉が哲学的でした。

何が残れば自分でいられるか。それは心じゃないですか

2Bたちアンドロイドは、バンカーに義体があれば何度でも復活できます。復活したときにそれまでの記憶があれば良いけど、バックアップができなければ記憶が抜け落ちた状態での復活となるんです。

ほのか。
ほのか。

第1話での9Sは、記憶がないまま復活してたよね。

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アンドロイドたちも自我があるから、何度も生と死をくり返してれば「自分」が分からなくなって悩むのも当然かも・・・。

姿かたちが違っても、心が残っていれば自分。

この心というのは、例えば機械生命体の姉妹のように妹を心配する感情や、記憶も含まれるのかな。人間よりも人間らしいパスカルの言葉が心に響きました。

生と死をくり返すアンドロイドの悲哀を描いた作品に『少年ヨルハ』があります。

別館『ほんのたび。』
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『ニーアオートマタ』派生作品で別物語。記憶を失ったまま復活するのが、彼らにとってどういうことかが描かれています。こちらも深く心に刺ささるんですよね。

ぱんだ。
ぱんだ。

『少年ヨルハ』は舞台劇と小説があるよ。男性型アンドロイドの物語。・・・泣けるんだ。

ヨルハ機体A2登場|機械生命体はすべて破壊する!

A2が登場。小さな王さまを容赦なくぶっ刺す描写や、飛び降りるシーンなんかはゲームそのままでした。

A2
©SQUARE ENIX/人類会議

第6話で描かれた過去の彼女(2号)は擦れた感じはなく、温和な性格の持ち主。でも紛れもなく彼女が今のA2なんです。

指名手配中のヨルハ。脱走兵として破壊命令が出ている機体。

A2も、同じ過去を共有しているリリィも以前とは雰囲気が変わっていました。共通しているのは、ふたりともバンカーを信用していないこと。

裏切ったのは、司令部だろ

ほのか。
ほのか。

A2ひとことが、ゲームでもアニメでも印象的だった。

彼女の言うとおりなんですよね。・・・裏切ったとは正確ではないかもしれないけど。バンカー(もしくは人類会議)は始めからそうする計画だっただけのことだから。

まさに「全ての存在は滅びるようにデザインされている」のです。

「真珠湾降下作戦」でほとんどの仲間(家族)が犠牲になり、この世界線では、たぶん生き残ったのはA2とリリィだけ・・・。

ぱんだ。
ぱんだ。

それが仕組まれてのことだったら、彼女たちが変わるのも、バンカーを信用しなくなるのもわかるんだ。

機械生命体の破壊に執念を燃やすA2の気持ちも、痛いくらいに理解できる・・・。あの作戦で仲間を失ったことが彼女を変えたのです。

「真珠湾降下作戦」の真実については、コミックのレビューでふれています。詳しく知りたい方はどうぞ。

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『NieR:Automata Ver1.1a』#7「[Q]uestionable actions」みどころ&流れていたBGM

アニメのみどころ
  • 森の王国の歴史
  • 人間のような機械生命体
  • A2の登場シーン

『NieR:Automata Ver1.1a』第7話「[Q]uestionable actions」みどころは、森の王国で描かれた機械生命体たちです。機械生命体にも感情があって、人間やアンドロイドたちと何ら変わりがないんですよね。

ほのか。
ほのか。

これは『NieR:Automata Ver1.1a』全体を通して描かれてることだよ。第7話でも実感した。

そして最後にA2が登場。機械生命体の破壊に執念を燃やす、今後の彼女にも注目です。

流れていたBGM
  • 遺サレタ場所/斜光
  • パスカル
  • 砂塵ノ記憶
  • 森ノ王国
  • 双極ノ悪夢

「森ノ王国」は神秘的で好きな曲。2BとA2のバトルシーンで流れた「双極ノ悪夢」がかっこよかったです。

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