『NieR:Automata Ver1.1a(アニメ)』ネタバレ感想|救いの結末|#24最終話 the [E]nd of YoRHa
本機体ポッドシステム042はヨルハ計画最終プロセスの実行を拒否する
アニメ『NieR:Automata(ニーアオートマタ)Ver1.1a』第24話「the [E]nd of YoRHa」最終話の感想です。・・・素敵なエンディングでした。
ポッドがかっこいい&2Bの笑顔に救われた
2Bの笑顔は最強だ!
「the [E]nd of YoRHa」から「alternative [E]den」に変わったとき、鳥肌がたちました。ポッドにも自我が芽生え、9Sを守る姿がカッコよかったです。
最後にアコールが登場したのも嬉しかったよ。
確かアコールさんは全ての分岐世界を観測している観測者でしたね。ラストシーンも素敵な演出でした。
『NieR:Automata Ver1.1a』#24「the [E]nd of YoRHa」あらすじ
NieR:Automata Ver1.1a
全ての存在は滅びるようにデザインされている。生と死を繰り返す螺旋に……『彼等』は囚われ続けている。
『NieR:Automata Ver1.1a』最終話ネタバレ感想|A2と9Sの結末は・・・
©SQUARE ENIX/人類会議
第24話「the [E]nd of YoRHa」は、みどころ満載の最終話でした。
- A2と9S、白熱のバトル
- 生きる意味を見出したA2
- もうひとつのEエンド
ゲームだけに留まらず、小説や舞台も見てきましたが、そのどれとも違う世界線をまた楽しめたこと。・・・そんな風に楽しめる『NieR:Automata』って、最高ですね。
私もアコールさん(観測者)になった気分。
A2と9S、白熱のバトル|ふたりの罪と贖罪
前半では、A2と9Sバトルから目が離せなくなりました。ふたりの目的が見事なまでに正反対。
©SQUARE ENIX/人類会議
9Sは世界を壊すため、A2は世界を救うために・・・
世界を壊すのと救うのは正反対なんだけど、ふたりが抱く気持ちは共通してるものがあって目を引きました。贖罪です。
片方は大切な人(2B)を守れなかったことへの罪、もう片方は大切な家族に守られてきたことへの罪。
デボル&ポポルもそうだけど、みんな罪を背負いすぎなんだ。切なくもあるけど、その償いをしようとする姿に圧倒された。
A2のB(バーサーカー)モード、強いですね。論理ウィルスに汚染されながらも自らの目的のために戦う9Sも凄まじい。・・・白熱のバトルでした。
A2ハッキングで涙腺崩壊|彼女が生きる意味
©SQUARE ENIX/人類会議
A2と9Sバトルも終盤、A2の勝利かと思いきや、彼女をハッキングした9S。そこにあったのはA2の大切な記憶(思い出)でした。
ブラックボックスが現れて「2号、君は生きて」・・・と、4号の声が聞こえたところで涙腺崩壊
ここでA2の記憶を見ることになるのは、不意打ちでした。アニメでは丁寧に描かれたA2の過去、真珠湾降下作戦の映像が蘇ります。
みんなのブラックボックスを抱えて自爆した4号を思い出した。
A2にとって大切な仲間(家族)との絆や、一緒に過ごした時間が尊く感じられる「真珠湾降下作戦」。A2の決意に共感できました。
私の生きる意味は、みんなと一緒に繋いだこの世界に託された思いを守ること
A2の強い思いが心に刺さったよ。生きる意味、見い出せて良かった。
『NieR:Automata』だけじゃなく、関連作品(小説や舞台など)でも、「生きる意味」について悩むアンドロイドたちが多く描かれています。
壊れたらアップロード以前の記憶がないまま、また兵士として蘇るアンドロイドたち。生と死を繰り返す螺旋に囚われながらも「生きる意味」を見い出す姿は胸が熱くなりますね。
塔と一緒に消えるA2|ゲームでも好きなシーン
©SQUARE ENIX/人類会議
手を伸ばすA2のシーンがアニメでも描かれていました。ゲームでいうとCエンドです。
こんなに世界が綺麗だって、気づかなかったな
このシーン、好きなんだ。
自分を犠牲にして9Sを救うA2。人類が滅びたあとだけど、世界は綺麗なんですよね。今まで気づけなかったことに、最期に気づきます。
みんなのところへ・・・
様々なしがらみから解放されて、やっと仲間(家族)のところへ行けるシーンは穏やかで、切なさとともに安堵感も感じられました。
A2は塔と一緒に消え、日本語バージョン「Weight of the World/壊レタ世界ノ歌」。・・・この流れ、素敵ですね。思わず魅入ってしまいました。
「Weight of the World/壊レタ世界ノ歌」、何度聞いても良いな。
ハッピーエンド? alternative [E]den|ポッド042に大興奮&アコール登場!
最終話タイトル「the [E]nd of YoRHa」は、ゲームでいうところのEエンドなんだけど・・・、
「alternative [E]den」に変わる演出を含めて、もうひとつのEエンドにしたの最高!ポッド042(安元洋貴さん)がカッコよかった。
シューティングがなくてホッとしました(←ゲーム勢はみんなそう感じたと思う)。
ポッド153を除いた全てのポッドたちを敵に回してまでも、9Sを守ろうとするバトルに大興奮。特に「クソ喰らえ」と言うのがA2の影響を受けていて微笑ましかったです。
本機体ポッドシステム042はヨルハ計画最終プロセスの実行を拒否する
ヨルハ部隊や司令官さえも知らない任務を、実はポッドには課せられていました。ヨルハ機体全機のデータ削除・・・ヨルハ計画の最終プロセスです。
この辺は小説版『NieR:Automata 長イ話』にも描かれてるよ。
2BやA2、9Sたちと接してきたポッド042。彼女たちの影響で自我が芽生え、救うという選択をしたのはイレギュラーなことです。でもその結果、2Bの笑顔が見れたのだから・・・、
おはよう、ナインズ
しかも、ナインズ呼び。9Sも穏やかな表情をしていて救いのEエンド「alternative [E]den」でした。
アコールさんも登場しましたね。A2を直してくれたのはアコールさんかな。
私が見た作品では、「真珠湾降下作戦」が描かれた『舞台ヨルハVer1.3a(a)』(全て男性キャスト)にも登場してました。
謎多きキャラだけど、アニメ版のアコール、可愛かった。
『NieR:Automata Ver1.1a』#24「the [E]nd of YoRHa」みどころ
- A2と9S、白熱のバトル
- 大活躍するポッド042
- アニメ版Eエンドの結末
『NieR:Automata Ver1.1a』第24話「the [E]nd of YoRHa」みどころは、1話まるまる全てです。バトルあり、感動あり、ポッドかっこいい・・・など濃い1話になっていました。
アニメの結末、良かった。
ニーア、ゲームの続編でないかな。続編じゃなくて新作でも・・・。また出ることを願って。