『勇者アバンと獄炎の魔王6』漫画ネタバレ感想|ハドラーとの決闘!凍れる時間の秘法
私と共に永遠の時間の中で眠れ!
【スピンオフ】コミック『ドラゴンクエストダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』6巻を読みました。
胸アツ&泣けるシーンが満載!!
控えめに言っても最高すぎます。『ダイの大冒険』本編との繋がりを感じて泣きました。これはファンにはたまらないですね。
アバンとハドラーの決闘といったら外せない、あの名シーンが読めるよ。
『勇者アバンと獄炎の魔王6』評価・あらすじ
空裂斬の完成を急ぐアバン。だが仲間の「ある異変」に気づき、時間がないと知って「凍れる時間の秘法」の使用を決意する。だがそれはとても危険な秘法で!?
『勇者アバンと獄炎の魔王6』ここが魅力|決闘!凍れる時間の秘法
『勇者アバンと獄炎の魔王』6巻は、アバンとハドラーの決闘、凍れる時間の秘法シーンが読めちゃいます。
『ダイの大冒険』本編にもチラッと出てきましたよね。ハドラーと一緒にアバンの時間も止まってしまう、あの名シーン。
このスピンオフが連載されてから、いつか読めるだろうと楽しみにしていました。←けっこう早く願いが叶って嬉しいです。
もう、感動モノ。ありがとうございます!
ちなみに、第6巻の目次は以下の通りです。
- 第21話「逆転の秘法」
- 第22話「未来のために」
- 第23話「決闘・ウロド平原」
- 第24話「そして時間は・・・・・・」
凍れる時間の秘法シーンは、第23話「決闘・ウロド平原」で描かれていました。メインは秘法シーンだけど、それ以外にも胸アツシーンがいくつかあります。
それを踏まえてのレビューだよ。
『勇者アバンと獄炎の魔王6』ネタバレ感想|胸アツ&泣ける名シーン
胸アツ&泣ける名シーンがいくつかあってテンション上がりました。
- アバンvsハドラー「凍れる時間の秘法」
- アバン&ロカの「豪破一刀」
- マトリフとカノン
- マトリフの極大消滅呪文「メドローア」
「凍れる時間の秘法」シーンが読めただけでも大満足だったよ。
この4つの他にも感動したシーンはあるのだけど、それは後で紹介しますね。まずは凍れる時間の秘法シーンです。
アバンvsハドラー|凍れる時間の秘法
待ってました!ハドラーとのバトル、凍れる時間の秘法シーンです。
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王6』
凍れる時間の秘法といえば、本編『ダイの大冒険』でもでてきました。大魔王バーンが使っていた呪法です。
実はアバンも勇者だったころ、ハドラーに対して使っていたのです。ただアバンは完璧に使いこなせていたわけではなくて、自分も凍りついちゃうのだけど・・・。
ハドラーとの決闘に挑むのは、アバンとマトリフ、ブロキーナです。
ロカとレイラは一時解散。これも本編で描かれていたことで、そのときレイラのお腹の中にはロカとの赤ちゃん(マァム)がいたのですよね。
一時解散を告げるシーンも本編を崩さず描いてくれて嬉しいな
ハドラーとの対決は白熱でした。マトリフとブロキーナが時間をかせぎ、アバンが凍れる時間の秘法を放ちます。
私と共に永遠の時間の中で眠れ!魔王よ!
このとき、アバンが凍る中で思ったのはフローラ姫でした。・・・このシーンを見たらジーンとしますね。
アバン&ロカ、カール王国正統の構え「豪破一刀」
アバンとロカがキラーマシーンに「豪破一刀」を放つシーンがかっこいい。<
ふたり並んでのカール王国正統の構え「豪破一刀」を、はじめて見ました。
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王6』
これまではロカが放つ技だったのだけど、アバンもカール王国騎士団だったから会得してるんですよね。ロカには敵わないけど。
ふたりで放つ姿は圧巻。
マトリフとカノン
泣きそうになったのが、カノンを思うマトリフのシーンです。
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王6』
凍れる時間の秘法のため、ロカとレイラがアバンからパーティの一時解散を告げられたあと。マトリフがレイラに言ったことばにジーンとしました。
後悔のねぇように・・・その手を絶対離すなよ
ことばの後にカノンを思うマトリフが描かれていて・・・。自分が後悔したからロカには後悔してほしくない、という彼の思いが伝わってきます。
マトリフの想い人・カノンは前巻(5巻)に登場しました。マトリフの故郷ギュータ編です。
5巻も泣けるよ。
マトリフvsガンガディア|極大消滅呪文メドローア
ハドラーとの決闘のとき、ガンガディアがマトリフに襲いかかります。・・・敵ながら味があるキャラなんですよね、デストロールのガンガディア。
魔王ハドラーの側近・ガンガディアとマトリフがはじめて戦ったのは2巻です。
そのあと4巻でもバトルをくりひろげ、マトリフにとっては因縁の相手。今回も再戦&激しいバトルでした。
テンションが上がったのは、マトリフとガンガディアのバトルで極大消滅呪文メドローアが見れたことです。
ガンガディアの火炎系呪文にぶつけるかたちで氷系呪文を唱えたマトリフ→メドローア(の原型)が見れた!
出典:『勇者アバンと獄炎の魔王6』
ここではまだメドローアという名前はついてなくて完全型ではなかったけど、威力は凄まじいものがありました。
メドローアは本編『ダイの大冒険』でマトリフがポップに教えた呪文ですね。火炎系(メラ)と氷系(ヒャド)の呪文を同時に同じ強さで放つものです。
ここぞというときに唱える超強力な呪文なんだ。
アバンとロカの約束|ロカのことばに号泣
ラスト、凍ったアバンに向けたロカの泣き叫ぶことばに泣きました。
オレはおまえがくれた幸せを絶対守ってみせる!だからッッ・・・・・・早く帰って来ぉぉぉい!
カール王国の城下町を裸で走りまわるロカ。・・・このシーンだけを読むと、ロカ、何やってんだ?となるけど、アバンとロカはかつて(1巻にて)ある約束をしていたのです。
一生を剣に生きると誓ったロカは、もし女の子を好きになったら裸で国中はしりまわると、アバンに宣言していた。
これは本編『ダイの大冒険』から描かれていたことなんですよね。まさかあの約束を守るロカを読めるとは思っていなくてガツンときました。
これは泣くよね。名シーンすぎて読んだあと放心しちゃった。
『勇者アバンと獄炎の魔王』6巻では、凍れる時間の秘法でアバンが凍りついた後のストーリーも読めます。
- ロカとレイラが結ばれ、マァムが生まれたこと
- 凍ったアバンを見たフローラ姫
- ハドラー救出に動く魔王軍
本編との繋がりがまったく違和感なくて、自然なのがすごい。
『勇者アバンと獄炎の魔王6』おすすめポイント
- アバンvsハドラー|凍れる時間の秘法シーン
- アバンとロカの約束
『勇者アバンと獄炎の魔王』6巻は、アバンとハドラーの決闘「凍れる時間の秘法」をメインに泣けるシーンが満載でした。
本編『ダイの大冒険』を壊すことなく、繋がりを感じる名作です。
『ダイの大冒険』好きなひとは絶対よんだ方が良いですね。最後のロカに泣きました。