『ダイの大冒険』ネタバレ感想|#73「炎の中の希望」神回!ポップとハドラーに号泣
わりぃ、あんたに見とれちまった
アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』第73話「炎の中の希望」感想です。これはまさに神回。内容を知っているのに号泣しました。
- ポップとハドラーの絆
- ハドラーの最期とアバン復活
このシーン、楽しみにしてた。
ハドラー、かっこよかった。ポップもかっこよかった。・・・そしてアバン先生、待ってたよ(泣)
『ダイの大冒険』#73「炎の中の希望」あらすじ&作品情報
キルバーンの卑劣な罠により、魔界の炎に閉じ込められてしまったダイ、ポップ、ハドラー。呪文で炎をせき止めていたポップも徐々に消耗。ダイとポップの脳裏に絶望がよぎり始める。そんなとき、2人を鼓舞したのはハドラーだった。
『ダイの大冒険』#73「炎の中の希望」ネタバレ感想|感動の名シーン連続!
アニメ『ダイの大冒険』#73「炎の中の希望」注目すべきは3人。ハドラーとポップとアバンです。
この回のハドラー、ほんとにカッコイイんです。もはや敵にあらず。
3人にスポットを当てたレビューだよ。
胸アツすぎたハドラーのことば
© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
キルバーンのトラップにより、魔界の炎に閉じ込められてしまったダイとポップ、ハドラー。脱出不可能だと諦めモードになったダイたちを鼓舞したのは、なんと宿敵ハドラーでした。
ハドラーのことばが胸アツなんです。
最後の最後まで絶望しない強い心。それこそがアバンの使徒の最大の武器ではなかったのか
もしもアバンが生きていたのなら、ハドラーと同じことを言ったに違いない。・・・まるでアバン先生のような言葉ですね。
宿敵なだけあって、アバンとその弟子たちのことをわかってる。
ハドラーは魔王時代からアバンを、そして魔軍司令になってからはアバンの使徒たちをずっと見て(戦って)きたのです。
弟子を助けるために自らを犠牲にしたアバンやダイとポップの成長、魔王軍からダイの味方になったクロコダインやヒュンケル。
その全てを見てきたのは、敵ながらハドラーただひとりなんですよね。・・・なんだか感慨深くなります。
何度も出てくるハドラー、うざいとか思ったこともあったけど良いキャラ(泣)
ハドラーについては、原作コミックのレビューで登場シーンをまとめています。こちらも合わせてどうぞ。
メドローアで脱出なるか!?ハドラーとポップの絆に号泣
© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
ハドラーの言葉にほだされ、脱出方法を必死に考えるポップが思いついたのは・・・、
そう、メドローアだ!あれなら全てを吹き飛ばせる
ポップが炎の上にメドローアを放ち、上空が開けた瞬間にダイのルーラでともに脱出するという方法です。これなら脱出できそうですね。
ここで問題がひとつ。
トラップの炎を受けとめながらメドローアを放つのはムリでした。ポップはひとりでダイを炎から守っていたのだから・・・。
ポップにかわって、ハドラーが自ら炎を受けとめたのは感動モノだった。
ハドラーのおかげでメドローアを唱え、みごとにダイは脱出成功!・・・でもポップは脱出していませんでした。
© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
わりぃ、あんたに見とれちまった
崩れゆくハドラーに気を取られ、脱出をためらったポップ。必死にダイたちを助けようとしているハドラーをみてたら他人に思えなかったのです。
このポップの気持ち、好き。
ダイたちを助けるために自らを犠牲にしようとしたハドラーと、誰かのために戦ってきたアバンの使徒たち。ハドラーもアバンの使徒たちと同じですね。
ポップ、お前というやつは。オレなどのために、その命を・・・。許せ
ポップの思いを聞いてハドラーが泣いたシーンは号泣でした。敵として戦ってきた相手だけど、同じ同士として確かな絆を感じた瞬間です。
復活したアバンにテンションMAX
最後はアバンが復活!
アバン好きの私としては待ちに待ったシーンなんです。・・・長かったけど、待ったかいがありました!
© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
ポップとハドラーを飲みこもうとしていた魔界の炎が光の魔法陣で消失。もちろんこれはアバン先生が放ったものです。
困りますよ、ポップ。勝手にあの世なんかに行かれちゃ。そんなところへ行っても私はいません
アバン復活、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
感動しすぎてテンションMAXです。・・・みんなあ然としてますね。ハドラーまでも(←なぜかハドラーの表情を見てほっこり)
アバンはハドラーとの戦いでメガンテを唱えたのに死んでいなかったという。
またアバン先生をみれて幸せです。しかもアニメで(泣)
このあとバーンパレスでアバンは大活躍。アバンvsキルバーン戦など見逃せないシーンが満載です(ちなみにキルバーンはまだ死んでません)。
ハドラーの最期が粋すぎる|かつての宿敵、勇者と魔王
© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
原作コミックでも感動モノだったハドラーの最期が素敵なんですよね。アバンやダイたちが見守るなか、ハドラーは朽ち果てます。
素晴らしかったぞ、お前ののこした弟子たちは。オレの生き方すら変えてしまうほどにな
かつての宿敵、魔王と勇者がまたこんなカタチで再会するとは・・・。アバンのメガンテのときには想像もしていなかったです。
それだけに感慨深い。
ハドラーの最期がアバンの腕のなか・・・というのが粋でした。しかもこの状況はかつての敵としてではなくて、同じ同士としての別れです。
ハドラーがアバンの腕の中で崩れていくのは切ないけど、どこか美しいものがありますね。
アバンとハドラーについては、スピンオフコミック『勇者アバンと獄炎の魔王』もおすすめだよ。
『ダイの大冒険』#73「炎の中の希望」みどころ
- 胸アツすぎるハドラーの最期
- ハドラーとポップの絆
- 復活したアバン
『ダイの大冒険』#73「炎の中の希望」みどころはハドラーの最期とポップ、復活したアバンです。
この3つが一話に収まった「炎の中の希望」は、まさに神回。最初から最後まで全てが良くて、再アニメ化してくれてありがとう!・・・と、号泣ものでした。
これは保存確定だね。